キツめのやつ、きたな🫨
哀れなるものたち
鑑賞しましたー👏やっと!!笑
まず好きな作品かどうかと聞かれたら好きではない!
が、すごい作品だなって思いました。
アカデミー賞で注目されてたのもよくわかる。ただ性描写が激しすぎてそこが不快なんだよね〜、、でも性描写なしにはこの映画できないのもわかる。
この映画はデートには向かないし、家族でみるものでもないので、1人で時間がある時に見てください笑
あらすじは、
自殺した女性のお腹の中に胎児が生きてて、偶然その女性の遺体にであったドクターが胎児の脳を女性に埋め込み女性が新たなる魂を持って人生を1からやり直す。女の名前はベラ。ベラは新しい人生を急成長しながら生きていく。
って感じ。
人間の本質みたいなとこに見事に刃物をいれた作品なんだとおもう。
設定はツッコミどころも満載だけど、哲学においてはつっこむ余地はないというか。だからと言ってフェミニズム映画か?といわれると論争がおきるのも理解できる。なんと絶妙な映画なんだ!
ベラの周りの男たちがすごく滑稽にみえる。
ゴッド(ドクター)でさえ。
お世話しなきゃ、お世話してやる、こいつかわいいな、そんなふうに彼女をみていた男らがみんなすぐベラに抜かれてこてんぱんにされてる。その辺はフェミニズム映画なのかもしれん。
ベラの精神の成長ぶりと男たちの成長しないぶり。
ベラはトライアンドエラーの繰り返し、男たちは燻ってる。
ベラは社会に支配されない、男たちは社会の枠組みの中でしか生きていない。
ベラは冒険する、男たちは閉じ込める。
こんなふうにいろんな比較が見えました!
見終えたあとちょっと整理させてくれ、、とも思うところがこの映画のいいところかな。
全体的なデザインも圧倒的だしね。
メッセージの強い、アート作品としての価値は高いです!!