たむ

イ・チャンドン アイロニーの芸術のたむのレビュー・感想・評価

3.2
現代映画の監督の中で、世界トップクラスだと思っているイ・チャンドン監督のドキュメンタリー映画です。
これまでの作品について、イ・チャンドン監督がロケ地を巡り作品に込めた想いを語り、キャストへのインタビューを通して、外側からも監督の作品に迫っていきます。
構成は『ペパーミント・キャンディー』形式です。
作品に込められた意図や想いを聞くと、また観たくなってくるもので、レトロスペクティブの一本としては正解です。
映画作家のドキュメンタリーとしては、特にかもなく不可もなくまとめています。
今のところ、6本しかない(とはいえ全作が超重量級)ので、全作観てからの方が楽しむことができると思いますね。
たむ

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