隠し部屋とかからくり壁とかそういった家を建てたいと思っても、その意図を設計士に説明しないと図面は引いてもらえないのではないだろうか。殺人を目的にした監禁部屋は実は確かに子供部屋だったけど、陽の光を遮りかつ外敵から守るための隠し部屋まで作るのにどういう説明をして図面を引いてもらったんだろう。田舎の旧家であれば説明不要で発注可能なんだろうか。実際に不可解な間取り図というのはあるのかもしれないが、呪いを解くための殺人事件にまで広げるってある意味凄い。まあ本家の座敷牢あるいは地下室に監禁しておけばいいものを、野に放ってしまった当主の失策でしたね。間取りの不可解さに感付きながら付き合った栗原はやはり設計士として間取り図がどう具現化されていたのか興味が湧いたんでしょうね。まあ雨男さん、オカルトで金を稼ぐにはかなり大変だと思うけどまあ頑張ってくださいとだけ言っておこう。ところで潮の呪いがかかった片淵家ではやっぱりその後も手が欠損している子供が生まれてきたんでしょうかねえ。近親婚の果ての奇形出産だったんじゃないのかなあ。やっぱ佐藤二郎は存在感あるなあ。
