ロストケアもそうだけど、こういう作品こそ映画としての意義があると思う。沢山の人に見て欲しいし沢山の人に何か感じ取って欲しい。
見て見ぬふりも差別のお手伝い、じゃないけど意図的に見ないようにされてい…
かつてのアイドル、宮沢りえが中年女性を見事に演じている。
この役はチャレンジングだっただろうし、
もっと評価されてもいいのではないかと思う。
(宮沢りえの演技で+0.5)
-----------…
画面が死ぬほど暗い。暗闇の中を圧倒する光の象徴の月。光は希望であって、どんな人々をも平等に照らしている。
さとくんの動機は人類のためとか優生思想的な大義名分は後づけで、子どものような短絡的思考で目の…
このレビューはネタバレを含みます
実際の事件のことはよく知らないし、登場人物の設定などがどれくらいフィクションを盛り込んでいるのではわからないが、途中の宮沢りえと磯村勇斗との問答には、ハッとさせられるものも多く、いつの間にか鏡合わせ…
>>続きを読む登場人物それぞれの主張、考え、みな間違いではないと思うし、もちろん正解もないと思う。何が悪で、何が正義かなんて、結局当事者にならなければ見えにないもので。当事者ですらわからないときに、他人がはかる事…
>>続きを読む心臓いたい
人間って気持ち悪いなって思った。
さとくんを人間の本性だとして、こんな本性を隠しながら偽善的なこと言って平気な顔してる自分とか人間。気持ち悪い。
本人に自覚があるにしろないにしろゾワゾワ…
(C)2023『⽉』製作委員会