栗林55

市子の栗林55のレビュー・感想・評価

市子(2023年製作の映画)
3.8
【レビューしにくい市子の物語】
「戻りたいっ…‼︎」

take (Li) A chance!
ー当たって砕けろ!ー
去年映画館に行こうか結構悩んだ作品が、もうアマプラに!


こないだあちゃんと観たばかりの『ある男』とも似た要素。簡単に言ってしまえば、"アイデンティティ"。
でも『ある男』よりも重い作風🥺

妹に軽く感想話してたら、言い当て妙な答えが返ってきた!
「てことは、『ある男』の窪田くんサイドのお話を120分間バージョンてこと〜?」
・・・なるほどね💡
そりゃ重いわ😖

あくまでも他人である谷口を追う城戸が、徐々に自分のアイデンティティにも谷口との共通点をみつけていくサスペンスチックな『ある男』の方が、個人的には響く暇があったからか、観やすかったかな🤔


童謡にじ🌈
明日はきっと良い天気♪
この歌、好きです😊毎日後悔ばかりの僕ですが、まぁまた明日やな〜って思えるから。
でも…この歌って、よく考えると、希望と絶望が紙一重よね😧

オープニングの、市子が向こうへ歩いていくカットは、ここから辛そうな展開が待ち受けることが示唆されています🥺


中々に辛そうな雰囲気…
是枝さんの『誰も知らない』もそやったけど、児童虐待系はほんまに観られへん。なんとかギリギリ耐えてます😖
※『誰も知らない』は辛さだけじゃなく感じ取れるものがあったので、ただ辛いだけの作品ではなかったんですけどね😌

市子の壮絶すぎる過去を辿っていく流れで、時系列・人物関係が若干ややこしい🤏ミステリーが苦手な僕の脳みそは、悲鳴をあげていました😂
ちょろちょろ伏線セリフやシーンがしっかり巻かれているので、あともうちょいで完全についていけたと思うんやけどね😓

てことで、あらすじ的なところはあちゃんのレビューにお任せします🙏
(いつもそうやけど😂💦)


花ちゃんは不幸オーラが似合いすぎて…どんどん辛さが増してる🥺
演技は流石の天才🥹
リアルすぎて辛い。
役に入り込みすぎてないか心配。

それを踏まえてなんやけど、大阪弁なぁ…和歌山弁なんかな?🤔
CMとかでもよくおるような、服部平次のギャリック関西弁的な違和感ほどでは無いんやけど、どうしてもちょいちょい違和感はあるのよね〜
気にせんで良いとこなんやけど、どうしても気になってしまった😣
※ここはスコアには反映していません‼︎


市子の周りの人々

踏み込まれて自分の正体を見られると、
その人から避けられていく。
だから隠していたのに…

ほんで、北くん。
どこがヒーローやねん😵
かなりヤバいけど、もはや市子にとっては小物感
このズレが怖い…

関係ないやろ…
助けてみぃ…
もう遅いねん…
市子となつこの言葉が刺さる🥺



⚠️ネタバレ加速💨




暑い夏の日
市子は、
月子の目を見ながら、
警報音が鳴る中で…

どうなったかわかってる前提やとしても…
あああああ……
やめてくれ!!!!!!!

帰ってきた母親がそれを見て、
「ありがとう」

あまりにも辛すぎる
どうしようもない

ペット飼ってたり、お花育ててたり。
「花はちゃんと水あげへんと枯れるから、好き」
。。。?
考察バカなクリリンなりに、無い知恵を絞ってみると、罪を償ってるってこと…?


僕の感性がおかしい可能性は大いにあるんやけど、あと一つだけ…
市子の過去が完全に明かされた後の、長谷川の号泣
これ…
ちょい冷め演出な気がして、勿体無く感じてしまった😣


あのオープニングからのこのエンディングは、ある意味予想通り😯余韻を残すためのテクニックとしての、ぶつ切りエンドロール🎞️
しかし!そんな予想のさらに上を行く、ぶつ切り&にじがかかり続けるエンドロールは斬新😲♪


終わらせ方は、"煙に巻くスタイル"
"あとはご想像にお任せスタイル"の中でも、想像しなきゃいけない部分が多いやつ🤔

チェロの音が言葉にできない重々しい物語を表す。『怪物』を思い出した😦



💌→→→あちゃん
キツかった〰︎
エンドロールの余韻が凄かったよ🥺
お疲れの中こんな重いの観て、大丈夫やった⁉︎😅
栗林55

栗林55