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パレードのTAKのレビュー・感想・評価

パレード(2024年製作の映画)
3.3
旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。
瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤)。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ(坂口)や、元ヤクザの勝利(横浜)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)とその仲間たちと出会う。ここは“想いを残した者たちがとどまる世界”だった。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。
というお話し。

リリーフランキーさんのラジオを聴いていて、この映画を知った。あの『スナラジ』ね。
見ていくうちに『パレード』とはなにかに気づくけど、自分の死って客観的に受け入れられるものだろうかとも思った。自覚あればだけど、向こうの世界って想像がつかない。だからこそ、こういう作品を通して想像したくなるのかも。
あんなパレードがあったらいいな。
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