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正義の行方のno58のレビュー・感想・評価

正義の行方(2024年製作の映画)
4.7
非常に興味深く拝見した。
この事件のこと、あまり知らないまま観た。

死刑にされた犯人は本当は犯人ではなかった?という疑惑が深まっていく。

警察検察、犯人、いるならば真犯人、弁護士、新聞社、裁判所…

何が真実なのかわからないまま、正義の上にそれぞれが主張する。それはまさに羅生門の世界で、全員が各々の正義に則って行動している様が、時にぞっとするほど恐ろしかった。

いろいろと考え込んでしまう、骨太のドキュメンタリー。

このあとどうなっていくのか、裁判の行方も注視したい。
是非観て欲しい一本。
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