NAO141

エリン・ブロコビッチのNAO141のレビュー・感想・評価

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)
4.5
実話。
こんなカッコいい女性いるんだなぁ。

離婚歴2回。3人の子持ち。無学。無職。貯金残高16ドル…。そんな彼女はある日、大企業の環境汚染に気づく。大企業相手に孤軍奮闘して公害被害に苦しむ住民を救うべく大きな訴訟に立ち向かい、そして全米史上最高額の和解金を手にする。凄い母ちゃんだよね~。

本作は1人の女性が大企業に立ち向かったというだけの作品ではなく、主人公のエリン・ブロコビッチが仕事に家庭に恋に何度も挫折を繰り返しながら、それでも立ち上がり、戦い、勝ち取るというサクセスストーリーにもなっていて魅力が詰まっている!一生懸命にひた走るエリン・ブロコビッチに誰もが心惹かれる。〈働くとはどういうことか〉を考えることも出来るなかなかの良作だね!

彼女は何よりもガッツがある!
彼女は確かに無学であって法律にも詳しくないかもしれない。しかし専門家ではない彼女だからこそ、彼女の視点での物事の捉え方があって、一生懸命に頑張り、そして様々な人を動かし、勝利へと導いている。素晴らしい女性だ!物語ラスト、ドナという人物に和解金額を伝えるシーンがとても感動する!この母ちゃん、凄いよ!本当に凄い!!

主演のジュリア・ロバーツはこのエリン・ブロコビッチ役で第73回アカデミー主演女優賞を受賞している。彼女の演技も良かったなぁ。スカッとする作品なので、まだ観てない方はぜひ!!
※実は本作、エリン・ブロコビッチ本人がカメオ出演している。物語前半、エリンと子ども3人がファミレスで食事をするシーンでウェイトレスとして登場している方がエリン・ブロコビッチ本人である!
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