このレビューはネタバレを含みます
おもろい
2001年、アスレッチクスはプレーオフで敗れてしまう。その後主力選手が他球団に移籍してしまい、GMのビリーはチームの再建を迫られた。
ビリーはインディアンス職員のピーターを引き抜き、チームビルディングに統計学を用いる。貧乏球団のアスレチックスは金による補強はできない。スカウト達の私情を無視し、データを基に選手補強をしていくことになる。
2002年、序盤は結果が振るわなかったものの、後半で巻き返し、ア・リーグ記録の20連勝を達成する。
この出来事はまさしく野球界の転換期になった。現在はデータ野球が当たり前で、禁止になりそうだが守備シフト、それによるフライボール革命など、野球そのものを次のレベルに発展させるきっかけであり、それを映画にしたことに意味があると思う。ちらっと出てきたOPSとかこの頃からデータとして取ってたのびっくりした。
一瞬出てきたイチローにびっくりした。
野球経験者は間違い無く面白いと感じるはず。
新しいことを始めるには批判は当たり前。大切なのはそれが正しいと信じられているのかどうか。
1250万のオファー断るのはすごい。