ととさん

ギルバート・グレイプのととさんのネタバレレビュー・内容・結末

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

若い頃見て良いなと思ったけど
30年ぶりに見ても、やっぱり見終わった後に満足感のある作品だった。

伏線を回収していくセリフがたくさん出てくる。

主人公と姉妹は、今で言う「毒親に苦しむきょうだい児(家族の世話をさせられるヤングケアラー)」だった。アメリカって日本に居ると「個人主義の国」みたいに言われるけど、実は日本よりも実家とベタベタな暮らししてる人多い気がする。

公開当時にはディカプリオのアーニーが上手いと思ったけど、今回は、ジョニデの全てを諦めた若者の演技に味わいを感じた。

最後に、日本語の字幕の方が一つ有利な点があって、途中である人が亡くなるけど、性別が分かりづらい点。英語だと男女をはっきり分けて話すけど、日本語字幕だけ見てる方が意外性があって楽しめるんじゃ無いかと思った。