トルーマンバロウズ

252 生存者ありのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

252 生存者あり(2008年製作の映画)
3.3
ある日、東京に超巨大台風が直撃した‼︎‼︎
台風の影響で津波に近い高潮が発生し東京の街を襲った。
地下鉄の駅に閉じ込められるも何とか生き残った元レスキュー隊員とその子供、中小企業の社長、嫌なニート、風俗嬢などは地上のレスキューを信じて待つことにするが・・・・。

伊藤英明主演の巨大台風により地下鉄に閉じ込められてしまった生存者たちが生き残るために奮闘するサバイバル人間ドラマ。
オープニングの巨大台風によって東京を直撃する雹や高潮は特撮が良く出来ていてデイアフタートゥモローの雹や津波のシーンを彷彿とさせて特に高潮が東京を襲うシーンはなかなかの迫力があった。
しかしそれが終わってからは生存者たちがひたすら生き残るための人間ドラマが中心になっていき、ディザスターパニック映画としての要素はそんなに濃いものではなく少し残念な気分になった。
山田孝之が演じているニートが最初こそ嫌な性格のクズキャラとして出てくるも、後半でまさかの大活躍を見せたのは少し意外な展開だった。
ラストは正直ありきたりなオチだけど全体的にはそこそこ面白い人間ドラマが中心の災害映画だった。