このレビューはネタバレを含みます
以下、個人的見解。(メモ)
偏屈な性格の主人公は過去に何か辛いことがあったらしい。隣人のサイモンは、大けがを負ってから孤独になり、主人公と分かり合えるようになってきたようだ。
自分たち以外の人はみな幸せそうに見えるから共感できない。共感できないから孤独を感じる。悪態をつく。それでも人を求めてしまう。何かしらの共通点が見つかると、孤独感が薄れていく。
それは、人でも犬でも同じこと。
主人公に最初の変化が訪れたのは、サイモンの飼い犬に自分の行動と似ている点を発見したあたりからである。
他にも色々あったけれど、省略。
主人公の発言が危なっかしくて、最後までハラハラさせられた。