りっくん

スタンド・バイ・ミーのりっくんのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

 「死体探し」という悲劇的な出来事を軸に進んでいくが、見終わった後には懐かしい気持ち、疎遠になった当時の友達とのことを思い出しほっこりする不思議な映画。
 育ってきた家庭が違えば考え方が全く違う4人の子供達が時にはぶつかり、時には涙を流し、時には共に走る。きっと大人になって4人で集まれたとしても当時のような友達関係ではいられない。「大人になる」というのは、僕は我慢や諦めを受け入れるという意味で使われるように思う。取れなくなってしまった大人の仮面がある限り、子供の頃のような友達はもう2度とできないんだろうなと、哀愁を感じた。地元の友達に会いたいな。
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