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籠の中の乙女のDのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
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ヨルゴス・ランティモスの名を轟かせた世界観がよく現れている。裕福なある家庭で子どもを外部から遮断して育てているという、いかにもな設定からして、らしさ全開で、愛と狂気が入り混じったシュールな描写が連続する。キリスト教・聖書のメタファーはこのころから健在。原題「DOGTOOTH」も、邦題もどちらも素晴らしい。普通に面白いし、かなりの傑作の部類に入る超絶センス。
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