5作目まで一気見しちゃうとはね。
アルカディア号でのウェスカー(ショーン・ロバーツ)との戦いを終え、甲板へ上がったアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)たちにアンブレラ社の急襲部隊が襲いかかる。それを率いていたのはかつてアリスと共に戦ったジル(シエンナ・ギロリー)であった。
お〜、ここへきてかなり面白くなってきた。
もはやゾンビモノとしては期待してないので、そう割り切って観れば結構楽しめる。
冒頭の平和な主婦アリスの日常がゾンビパンデミックで崩壊するところは???だったけど、なるほど。アンブレラ社の実験施設と、今回の戦いの部隊、そしてベッキー(アリアーナ・エンジニア)の説明パートなわけか。
仇敵ウェスカーが差し向けたスパイ、エイダ・ウォン(リー・ビンビン)に導かれてアンブレラ社を脱出するという展開も、今や敵はAIレッドクイーンとなっているという設定もなかなか熱い。
渋谷、ニューヨーク、モスクワを舞台にかつての仲間たちのクローンと対峙したり、処刑マジニやリッカーといったパワーアップしたクリーチャーの再登場もワクワクする。
ニューヨークで処刑マジニを倒すときのアリスとエイダのガンアクションいいな〜。バカデカい敵と美人2人の戦闘って画になる。
救出部隊の中に前作で生き残ったルーサー(ボリス・コジョー)がいるのも嬉しい。
モスクワで出てきたプラーガアンデッドも面白い。ゾンビが軍服着て火器ぶっ放したり、バイクとか車乗ってるのがアイアン・メイデンのエディとか、S.O.Dの1stアルバムのジャケっぽくて妙にメタル/ハードコア感を感じてしまった笑。
ジルをはじめとしてかつての仲間が敵として出てきたり、おまけに自分の娘としてつくられたクローンが出てきたり、アリスのメンタルはズタボロよ…。
"ママ!"って抱きつかれたときのアリスのなんとも言えない表情と、その後彼女を母性で守る逞しさが結構泣ける。
ラストのアリスvsジル、クリス&ルーサーvsレインの肉弾戦もアクションとして面白い。やっぱり全体的に『マトリックス』を思い出すな。
洗脳の解けたジルの"アリス!"からの自動小銃パスはやっぱり熱い。
最後ノーマルアンデッドの数の力ってとこもキチンと見せてきたのはよかった。
そしてウェスカーと再会するラストシーン。
"君が兵器なのだ"
世界が終わろうとしている事実が告げられ、めちゃくちゃ絶望的なホワイトハウス周り。『進撃の巨人』みたいになっとるやん。なにあの飛んでるクリーチャー。
結構好きな終わり方。
金髪になってたけどジルはやっぱり美しいかった…!そしてエイダも美人で眼福。
ゲームやってないけど、今作のこの2人もかなり原作に寄せてるんだね!
もうこのまま完結編まで行っちゃいましょうね🧟♀️🧟