ろく

グラッフリーター 刀牙(トキ)のろくのレビュー・感想・評価

1.7
この映画のすごいところを語ろう!

①主役が40過ぎた斉藤由貴なところ。
もうなぜ出た斉藤。お前はキャリアもしっかりあるんではないか。こんな映画でなくてもいいのにあえて出てしまい、しかも寒いギャグを連発するという。さらにはノリノリで演技まで(それもほんとコントだ)。この令和近くに40過ぎの斉藤由貴を主演で見れる映画はこれしかない。

②敵役に今乗りに乗っているケンドー・コバヤシ。
敵役にはケンコバ。さらに麒麟田村にチャド・マーレンとどうだな芸人ぞろい(突っ込み禁止)。しかもどれも面白くない。というかむしろ寒い。ケンコバの気持ちを想像してくれ。仮にも芸人、しかも一線級だ。そんなケンコバがこの映画を寒いと思わないはずがない。というかむしろ思いながら「生まれてすいません」な気持ちで演じていたはず。彼の気持ちを思えばもう涙が止まらないよ。

③もう盛り上がること間違いなしな脚本。
ゾンビに超能力に最後は宇宙人まで。あれどっかでも見たなこれ。ってか三池映画の正当な継承でないか。そうだ、このだらしなさ。どうでもよさ。観ている人が茫然自失。ああ三池の継承にして警鐘、そして軽症(いや重症か)。観ているこっちはついつい海老反りしながらあまりの退屈さに携帯ポチポチやりだすからな。

④セクシー担当吉木りさ
吉木がアンドロイドだかなんだかわからないキャラで突っ走るぜ。よしセクシー担当。。。。あれ、あまりセクシーでないぞ。この手の映画にはセクシーシーンはつきものでは。うん、子供も安心、家族で見れる。吉木りさが出ても大丈夫だぞ。食卓で明るい会話のきっかけになること間違いなしだ。

⑤重厚な脇役陣
渡辺いっけいに木南晴夏、そして津田寛治と名バイプレイヤー揃い踏みである。でもみんな一生懸命なんて言葉忘れてきているからな。多分テイクは一発撮りだ。意外と巻きで撮られるはずだから俳優陣にはいいオフ感覚。早く終わったから飲みに行こうか、そんな声が聞こえてきそうだ。ありがとう。






……見るな。
ろく

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