経年変化

天使への手紙の経年変化のレビュー・感想・評価

天使への手紙(1993年製作の映画)
3.6
陽光バックのロングショット、散りばめられた原色、子供や爺ちゃん達の活況といったアラヴィンダン風モチーフ、これらと土着信仰に基づいた祭祀風景の相乗効果が視覚的欲求を満たしてくれはするんだけど冗長さは否めない。序盤のシークエンスのぶつ切り感と終盤のやっつけ感もストレス。
(闖入者としてアメリカを名指しした)外部からの文化が引き金となって紛争に発展する眼光の鋭さはさすが

【インドネシア&タイ 映画におけるフォークロアとファンタジー】@アテネ・フランセ