ペドロ・コスタ監督『血』(1989)
あまりにも美しいモノクロの景色…
残酷な話がここまで端麗なことがあるだろうか…まさに映画の魔法にかかったような世界🪄
賑やかな、恍惚とする音楽と壊れていく…
超理想的なファーストショット。途中でMVみたいなの始まるところとか、(皆んな言ってるけど)溝口みたいなところとか、全体的にコントラストがバキバキに高いのとか本当に良い。人物映してる時の被写界深度もめ…
>>続きを読むポルトガルの映画監督ペドロコスタの長編第一作。1989年。全体を不安や恐れのムードが支配する一方で、モノクロの画面が超絶美しい。「狩人の夜」や「西鶴一代女」などを彷彿とさせ、意味不明な部分もありなが…
>>続きを読むあ~、面白かった。美しかった。
光と影の表現はさることながら、何でもない場面における音の入り方もすごい。だいたい全部すごい。
カラックスのように入ってくるThe Theのキャッチ―さというものが…
絶対に映画館で見たい黒。
血の赤色も海の青も、映画の中だと白と黒の古典の2色に還元される。ノワールになったり喜劇になったりゴシックホラーになったりラブストーリーになったり、思春期の鬱屈した精神が完全…
キスしそうキスしそうっ…!→画面中央下から少女の顔がぴょこっとフレームインして祭りのシーンへ
数々の画のためのシーン。
草のカーテンの奥で少女が目をギョロギョロさせる
池から上がった死体を見に来た…