このレビューはネタバレを含みます
過去に視聴済のインドネシア映画です
この作品がつくられたことは、後の映画界に影響を与えている。
この作品は、「すげー格闘アクションをみるための映画」です。
ストーリーやキャラクターの掘り下げを期待する人は、別の映画を。
1.主演のイコ・ウワイスは、この作品で多くの人が知ることになった
ついには、スター・ウォーズ/フォースの覚醒 にも出ている
エクスペンダブルズ・ニューブラッドのバトルボスキャラにも出ている
敵役だったヤヤン・ルヒアンもジョン・ウィックパラベラムにでている
どちらもインドネシアの格闘技「シラット」の達人
2.この作品は、アクションだけで、映画を成立させることができるということの証明である
すごいアクション(ただし、戦闘的にはロジカルに。武器を使い切ったので最後はナイフや素手になる)を並べて、映像でみせれば、それだけで、低予算でも観るに値する作品になる。
ストーリーは最小限しかつくってないので、ストーリーやキャラクターが浅いのは元々そういう作りだから合わない人がいるのはその通り。
このことはベイビーわるきゅーれの阪元監督も話している。
※多層的なバトルシーンでは、カメラを上から人伝いでパスして、展開させているなど
予算や技術がなくても、創意工夫(同じセットを使いまわすなど)ですごい映像・面白い作品を観せることができるということは、「ベイビーわるきゅーれ」や「カメラを止めるな」など日本でも多くの面白い映画にも通じることではないかと思います。
(予算があってもどうしようもない作品もたくさんある)