リンコロシネマ

音痴クリニックのリンコロシネマのレビュー・感想・評価

音痴クリニック(2012年製作の映画)
3.6
まぁタイトルとラブコメってことと少し観はじめればおよそ察しのつくストーリーではありますがラストは一捻りあったし、脇を固めるキャストのキャラも好きでした。そしてなによりヒロインのパク・ハソンさんの音痴のリアルさがハンパない!あれはマジで本気なのかな…演技だとしたら素晴らしい✨この映画嫌いじゃないないです。

映画とは全く(とまではいわないまでも)無関係ですがひとこと物申したい…

音痴というのは大別すると「運動性音痴」と「感覚性音痴」の2つになります。運動性音痴は先天的なもの、感覚性音痴は後天的なものです。音痴といわれる方の8割は先天的な要素が大です。いずれにしろ完治とはいわないまでも訓練すればある程度は矯正されます。が、かなりの時間を費やした教育課程と本人の努力が必要となります。
私の場合ですが音楽の授業でみんなの前で歌わされ、それで採点されたことがあります…否、むしろたいがいはこのパターンでしょう。以上のことを踏まえて歌の上手い下手で通信簿がつけられてしまう学校教育に疑問を持っています。せっかく音楽が好きなのに音痴というだけで嫌いになってしまう可能性だってあります。ぼくが運営してるような小さなライブハウスはそんな人にも優しくありたいですね。