映画鑑賞のおさる

アメリカン クリスマス・キャロルの映画鑑賞のおさるのレビュー・感想・評価

3.1
今年のクリスマスにはDisney+で『34丁目の奇跡』のリメイク版を観ようと思っていたが、自宅のネット回線がタイミング悪く不具合を起こして鑑賞不可に。仕方なくテレビで放送していた本作を鑑賞😢

有名な『クリスマスキャロル』のアメリカ版のリメイク作品で、大恐慌時代のアメリカが舞台。ケチで悪どい実業家の主人公スレイドが、クリスマスの精霊たちに導かれて改心していくという物語。

主人公スレイドは、オリジナル版の主人公スクルージに負けず劣らずのいけ好かない人物で、悪どさは上をいっている感じがした。わざわざ自分から嫌われにいっているようにも見えるが、この分かりやすさが『クリスマスキャロル』なのだろう。

話の大筋はオリジナル版で知っていたが、脚本がアメリカ仕様に変更されていて、どちらかというとオリジナル版よりも楽しめたかも知れない。話が極端すぎて心にはあまり響いてこなかったが、気軽に流し見するくらいにはちょうどいい作品だと思う。