ダイセロス森本

ジェーンのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ジェーン(2014年製作の映画)
3.6
Jane got a gun にしては、あまり銃を使わない…。開始10分でこっちに向かってくる敵が明確になるのに、戦いまでの流れが長すぎるのは否めない。ナタリー・ポートマンだし、せっかくならヒューマンドラマ的な、アクションよりそっちを大切にしようぜ、ってかんじなんでしょうか。もっと何か大切な人を失ったか何かで近所のおっさんに手伝ってもらってひたすら復讐しておわるみたいな映画だと思っていたのでぶっちゃけ真っ逆さまだな、って感じでした。でもこれはこれで面白い。

南北戦争から帰ってきたら彼女がほかの男の子抱いてたみたいなありがちなストーリーですけど超やさ男だったので助かったジェーン。普通戦争から帰ってきた男は暴力的になるので殺されてますよ、下手したら。

亭主の方、顔がはっきり映らないというか覚えにくい顔で立場もあいまい、最初から元気じゃないみたいな立ち位置だったのですんなり元カレに依存できる環境ですよねこれ。視聴者側がね。
もう少しカッコいい旦那を見せてくれてもよかったのではないかと、ちょっと思ってしまいますね。

男は何人でも虜にするわ!みたいなナタリー、かっこよかったです