Chihuahua

怒りのChihuahuaのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.3
いわゆる殺人系の映画なのかと思っていたら全く違った。いい意味で裏切られた。

殺人事件を軸に、3つのストーリーが並行して進んでいく。
ただ、映画の趣旨は事件と別なところにあって、事件はそれを伝えるための道具。

切り替わりのタイミングが絶妙で、飽きもしないし、分かりずらくもない。
次に何が起こるのか、犯人が誰なのか、前のめりになって見てしまった。



信じていると思っていても、それは100パーセントではなく、どこかに数パーセントの疑いの心が隠れている。
そしてそれらは、容易に逆転する。

真に人を信じることができたら、本当の幸せなんだと思う。


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