四作目を映画館で観終わった後の違和感は伝説の三部作を神格化していた自分のせいだと気がついたのはしばらく経ってから、大好きなシャイア・ラブーフも出てるのに純粋な気持ちで見れなかった自分のせい。
今回は出来る限り純粋に楽しむことに気持ちを置いた。
残念ながら本作にはショーン・コネリーも、シャイアも出てはいないけど、インディ特有のドタバタ感は健在で悪くない。
ミステリーでもアクションでもなくアドベンチャーをみせて欲しい、それがインディー・ジョーンズだと思うが、今作はどうだろうか?
かつての三部作の様なアドベンチャーを体感できるかどうかがカギだ。
「悔い改めたものだけが通れる」
三作目を観た時のあのドキドキ感がインディには必要だ。
ダンジョンに仕掛けられた罠を謎解きで進んで行き、目的に辿り着く。
しかし命をかけた謎解きが本作にはなくドキドキ感は少し薄れてしまっていた。
脚本の人数でなんとなくは分かってはいたが、やっぱり最後の聖戦を超える脚本を用意するのは難しかったはず。
それでも時空の歪みに突入すると言うアイデアには賞賛を贈りたいし、たどり着いた先が最高すぎる。
インディ最終作ならこのくらいで良いのかもしれない。
何はともあれバッドエンドでなければそれで良しか。
五作目を観られたことに感謝。