マルケス

ボヘミアン・ラプソディのマルケスのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.5
泣く準備OK、魂グラグラに揺さぶられる覚悟で行ったのに……何だろうコレジャナイ感。
感想も書けないまま2週間経ち、事実と違う脚色部分も、フレディを美化し過ぎに感じたことも、LiveAid映像はホンモノを流した方が良くないか?と思ったことも、ようやく映画だからと納得できるようになった。

十代の頃『キラークイーン』で知って、2枚目と3枚目はよく聴いたかな。ストレートな音が好みだったから『ボヘミアン・ラプソディ』のオペラパートやタイツ衣装には引いた。で、好きなバンドから外れてしまった。

それでも『We will rock you』『地獄へ道づれ』など大好きな曲もあり、不思議なバンドだなあと思っていた。Queenの特徴でもある曲調の多様性は、メンバー全員が曲を作れるからなんだ。曲が生まれる裏話はワクワクしっぱなしだった。

フレディで改めて感じるのは、表現者としての桁外れのパワー。他の歌手が歌う『We will rock you』を聞いても、破壊的とも言えるあの迫力はないんだよなあ。Queenの映画として面白かったし、俳優達も熱演だった。ブライアン激似。
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