ルーク大佐

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのルーク大佐のレビュー・感想・評価

4.0
ステファノ・ソッリマ監督『暗黒街』を見たついでに、何年かぶりに見直した。どちらもバイオレンスシーンの前振りに遠景のロングショットを用いて場面を盛り立てていた。好みの手法なのだろう。

『暗黒街』はローマが舞台のギャング映画だがあまり都会風味はなく、ローマ近郊の港町がメインでややドンくさい。
本作はメキシコシティは出てくるが、あまり大都市のバトルに重きを置かず、メキシコ国境が舞台の西部劇のようなつくりだ。
いわゆる現代版のマカロニウエスタンかな。

続編の企画は動いているので楽しみだ。
すでにシェリダンの脚本はできているようだが、不協和音を奏でるラストからどんな復讐劇が描かれるのやら。。
ルーク大佐

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