ルーク大佐

キングのルーク大佐のレビュー・感想・評価

キング(2019年製作の映画)
3.9
これは脚本、助演を兼ねているジョエル・エドガートンの作品だね。
ヘンリー5世はイングランドの宿敵で大嫌いな当時のフランスをやっつける話だから、英国人にとってヒーローだし、映画やドラマの題材に使われ、そのたびにフランス人を弄り倒している。

フランス王太子役ロバート・パティンソンはナルシストでハッタリ野郎の部分を強調する演技だった。彼はイングランド出身だからこの太子が嫌いなのだろう。個人的な感情をかぶせたような演技で笑ってしまった。

百年戦争のアジャンクールの戦いはフランスにとっての対英トラウマである。彼らの確執は政治的にも宗教的にも実に根深い。
歴史映画はそういう点が浮き彫りになるから好みだ。
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