明石です

ラヴィ・ド・ボエームの明石ですのレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
4.4
売れない画家とアマの作家とピアニスト崩れの三人が同じパリのアパートメントに暮らし、社会の底辺で細々と暮らしながら成功を夢見る。赤貧の中でも自分の作品への自信は失わず、アーティストとしての誇りとハードボイルドな精神から、美しい女性(主人公の目には)と出会い、彼女を食べさせるために絵を描く。尊い男気。一文無しになってなお、絵を買いに来た太客に、「1,500フランにまけてくれ、オペラの券を2枚つける」「オペラは死んだ芸術だがいいだろう」との台詞。だからカウリスマキの映画はやめられない。
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