ルーク大佐

ミッション:8ミニッツのルーク大佐のレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.8
10年くらいまえに見てから久々の再見。
数あるタイムリープモノの中でも良作のひとつ。
このパターンを大予算でつくったのがトム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。

本作はストーリー自体がユニークなSF小説的。
タイムリープ物語に必須のタイムリミットは8分という設定だけでなく、主人公の存在自体にリミットを加えている点がうまい。

リアルワールドとパラレルワードの話なんかは、最近の映画を見慣れていると新鮮さは少ないかもしれないが、きっちりと設定をつくっている。

主要キャラ4人はそれぞれの人柄を巧みに演じているし、切ない運命についてもネタを仕込んでいるし、小粒でもおいしい作品だ。
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