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水曜日が消えたのyotsubato12のレビュー・感想・評価

水曜日が消えた(2020年製作の映画)
3.5
なんとも言えない作品かな。
重く真剣に捉えるべきか、軽くフィクションとして捉えるべきか悩む作品。
重く真剣に感想を書くならば
火曜日君に焦点をあてて話が進んで行くので他の曜日が(月曜日以外)どんな人なのかはずっとわからずミステリアスな感じで話が進んでいく。
解離性同一性障害の彼(火曜日君)が淡々と過ごす日々の中にある幸せと安心感とは何かを問う物語かな。
自分とは何か、元の自分、今の自分、正しい人生とは?普通って何?みたいな感じかな。どんな自分であろうと幸せならそれが1番でどんな性格だろうとうまく付き合っていけるならどんな自分だろうと正しいんだ。
人生に間違いなんてない。
エンドロールでみんな幸せな感じが良かった。火曜日君と月曜日君が選んだ道がこの先の未来も幸せであることを願う。
真剣に感想を書くとこうなる。

軽く書くならば、最後少しだが色んな中村倫也が見れてよかった(笑)
火曜日君に焦点をあててるので他の曜日は殆ど出てこない。できればもっと色んな中村倫也を見たかった。
私は金曜日君が1番タイプで気になります。金曜日君カッコいいっぽくね?月曜日君も好きです。ベース弾いてる姿が幸せそうで良かった。
土曜日君も可愛い感じで…。勿体ない。せっかくなら色んな中村倫也を見せて楽しませてくれたら良かったのに。
って感想です。

まぁ火曜日君が主役だからずっとちょっと暗い。ネガティブ君だから重い感じに話が進んでいくし、盛り上りにも欠ける。ずっとモヤモヤして進んで行きモヤモヤがスッキリサッパリ晴れることなく終わるのは火曜日君が主役の映画らしい気もする。
これはこれでありだし変わった感じで面白かった。けど物足りない感じもあるしモヤモヤっとした気持ちが残ったままなのも何とも言えない感じではある。

なんて書いたら正解の感想なんだろう。
金曜日の倫也がもっと見たかった!ではないのは確かなんだろうけど(笑)色々モヤモヤして悩んで噛み砕いて最終的に出た私の感想が↑になってしまったのは確かだ(笑)まぁいっかこれで。
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