スパイの仕事として老人ホームの偵察を任された83歳のセルヒオ。
とある入居者の娘である依頼人は介護士による母への虐待を疑っており、慣れない電子機器を用いながら証拠を探すセルヒオだが、彼の優しさが周りを癒しいつしかホーム内で大切な存在になっていく🍀
ドキュメンタリーっぽい作り?本物のドキュメンタリー?💭
コミカルなスパイ映画を期待して観ると、ジャケ写を見るだけでは分からなかったまた別のジャンルだなと気付かされると思う👀
この作品、すごく切ない気持ちになる。
職員や入居者の家族はほぼ映らず終始おばあちゃんたちにフォーカスが当てられてるんだけど、誰のもとにも面会人がやってこない…
可哀想に思った職員が家族のフリをして電話をかけたり、家に帰りたくて毎日脱走を試みる入居者がいたり、ターゲットの娘も結局最後まで面会に来ることはなく…💧スパイを雇うのもお金かかるのに何がしたかったんだろう?😥
ネックレスのも、どういうこと?💦
誰にでも分け隔てなく温かく接し、優しく話を聞くセルヒオの姿も素敵だし、作中で唯一家族が面会に来てくれた彼に対して嫌な態度をとることなく笑顔で見守るおばあちゃんにも、またほっこり😌
でもやはり、認知症で家族の顔すら忘れてしまったり、よくない癖がついて人を困らせてしまったり、本人たちが不本意に辛い思いをしてしまうのは見ていて悲しくなった。
誰にでもやってくる老いだけど、わたしはそのときが来たとして、自分を受け入れられるんかな…
面白い!などのポジティブな感想は浮かばなかったし、ある意味考えさせられ、今後生きていくことに少し不安を感じてしまう作品ではあった💦
80歳を越えても恋したり、年齢とか気にせずのんびりお喋りしたり、そんな老後も素敵やね☀️
どこの国の映画だったんだろ?
神を大事にする様子がすごく印象的でした✝️