ayu

カッコーの巣の上でのayuのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.8
刑務所の強制労働から逃れるため精神疾患を装い精神病院へとやってきた主人公マクマーフィ。
ここでは厳格な婦長によってスケジュールやルールがきっちりと決められているものの、患者たちの体調はなかなか回復しない様子。それを見かねた乱暴者のマクマーフィは病院全体を変革しようと行動を起こす💨

アカデミー賞など様々なタイトルを持つ本作🏆

主演はジャックニコルソン🙌🏻
彼の作品を見るのは「シャイニング」「最高の人生の見つけ方」以降ですが、それぞれ個性的🤯

感動作って聞いてたけど、そういった感情は湧かなかったかな。
終わりにかけてだんだんと重く切ない展開になってきて、ラストは今後も忘れられない終わり方💬

主人公はマクマーフィだけど、ほかのメンバーの物語でもあったんだね。まさかこうなるとは😳

暴行やら淫行やらで何度も捕まって、嘘つきで、すぐに声を荒げてルールなんて破りまくりの主人公は、もちろん好きになんてなれません🙅🏻‍♀️
けど、彼はほかの患者と積極的に関わりを持っていて、病院のスタッフ誰よりも患者ひとりひとりのことを見てたよね✌🏻入院してきてすぐ患者みんなの名前を覚えて輪に入っていくシーン、わたしにはできないからすごいや😳
彼にどんどん惹かれてく患者の気持ち分かる!

婦長やほかのスタッフの事務的な態度や融通の利かなさ、冷たい対応にはちょっとムカついた😥
勝手に抜け出して釣りに行ったりクリスマスパーティーしたり🎣🍷精神的に参っていたみんなが楽しそうに笑ってるシーンは全部素敵😌🍀
さすがにやりすぎやし、病院側もきちんと仕事をこなしてるだけで悪くはないんだけどね…(笑)

大好きな映画になったとまではいかないけど、人間の "尊厳" について問われる作品にはあまり出会ったことがなかったから、今後も印象に残り続ける作品であることは間違いないと思う👀💭

最後まで見れてないのでレビューは書いてないけど「17歳のカルテ」にも似たものを感じた🤔

終盤にかけてキーパーソンとなったあの人。
おいおいまじかよ😂w
ayu

ayu