missingを鑑賞する前に
吉田恵輔監督の作品を観ておこうと
前から気になっていたこの作品を鑑賞
古田新太演じるお父さん
自分が正しいと信じて疑わず
その考えを押し付けられて迷惑被ってる人多数
娘もまたその中の一人
何を言っても否定されて自分に自信が無く
怖くて何も言えない環境で育ったから
周囲とも上手く関われなかった
とても可哀想な境遇
誰だってあんな父親と一緒に居たら
あんな風になっちゃう
ある事がきっかけでスーパーの店長に追いかけられ、不幸な結果に…
その店長もパートのおばさんの訳のわからない正義を押し付けられて
ただでさえ被害者の父親に追い詰められているのに、パートのおばさんの正義にも苦しめられ
加害者となった乗用車の運転手の女性も
また被害者の父親に追い詰められて
完全、全てはあの父親のせいで皆が不幸になっているとしか思えず胸糞悪かった
加害者運転手の女性の母親が被害者の父親に謝罪した場面苦しくて涙が出ました
あの父親は亡くなった娘と一緒に暮らしてたから、あの子の事は良く解ってると思い込んでいた事は間違っていた事に気づいてくれた事でやっと報われた
亡くなった娘が描いたイルカの形の雲の絵
が、自分が描いたものと同じ風景を見てたんだと気付いたシーン
親子が繋がった
ここでジーンときてしまった😢
あの子が亡くなった背景には何人かの加害者が居て、でも皆んな被害者でもあって
1番の加害者は父親なんだと思った
あそこまで彼女が必死で逃げなければならなかったのは、捕まったら父親にまたとことん自分を否定される事を恐れたからなのではないかと…
上手く感想が書けないけど
ストレスフルな作品でした。
ところで、ダンプの運転手が全然出て来なかったところに違和感