ほぼ恋愛のみ、他の要素はゼロの映画でした。
昨今珍しい作風です。
登場人物が多い上に
次々と恋の相手が変わるのであまり感情移入出来ませんでした。
主人公の女性のダフネにしても
劇中で三人に惹かれるので惚れっぽいんだなという印象が。
そしてやっぱり不倫は気分悪いです。
唯一夫に無償の愛を貫いた奥さんが素敵だったのに報われなくてなんだかモヤモヤします。
(まぁあんな不倫男と別れて今は仕事に生きている、みたいな描写もチラッとあったので自分の人生を楽しんで生きてくれたら何よりです)
ただロケ地はどこも素敵でしたし
登場人物がほぼスマホに頼らず生活している点は生き生きとしていて良かったです。
外では自然と戯れ
人といれば会話を楽しむ。
昔なら当たり前だった
ことが現代人だとスマホスマホで中々に難しいので。
スマホが無くても恋愛したり生活を楽しんだりという感覚は日本より強いのかなと感じました。
「胸騒ぎの恋人」を観てからの推しのニールスシュネデールが観たくて
鑑賞したのですが相変わらず端正な印象の俳優さんでした。