タクマ

いとみちのタクマのレビュー・感想・評価

いとみち(2020年製作の映画)
3.7
「はじめに」
先週の土曜朝から発熱。病院での検査でコロナ陽性である事がわかり自宅療養となりました。ピーク時は熱が40度を越えきつい症状が色々きて下手したら救搬かなって覚悟をしましたがなんとか持ち直し今はギリ平熱で徐々に回復に向かってます。
勤めてる法人からの正規雇用、希望していた子供ちゃんと関わる仕事への異動も来月から控えており今までよりレビュー投稿はゆっくりになるかも知れませんがゆるーくお付き合い下さい。
以下本作に関するレビューです

津軽弁訛りと人見知りに悩む内気な少女がメイドカフェで働く事で不器用でも真っ直ぐ成長していく青春劇。多くを語りすぎず青森の情景と主人公の内面を写す事で優しく語りかけてくる映画。過去の傷を受け入れ自信を肯定した主人公が生きる道を決めた決意を三味線の音色を通して示す彼女の静かなるシャウトに思わず涙。大好き。
正直に白状したら生まれてからずっと大阪育ちな僕は津軽弁が2割位は聞き取れなかった笑
でもそれも込みで青森の情景と共に自然と自分の心に馴染んでくるのが不思議かつエモい。これをみた事でちょっとだけ前に進む勇気を持てる人が現れたら良いなと感じれる物語。
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