このレビューはネタバレを含みます
妻を亡くし現実を受け止められなくて、社会的に増えている『記憶をなくした人』のフリをしていると言うのは序盤で理解しながらみれた
映画を観るミッションの時に出会った女性にその後トイレで誘われるシーンが、それもミッションだったと後々知った時の驚きや申し訳なさなど色々読み取れる表情がとても良かった
プログラムのひとつの余命が少ないおじいちゃんと関わる中で突然くる死を第三者としてきちんと理解し、その家族たちの反応を側で見たことで妻を亡くした自分に重ねてやっと受け止められたのかなと
時間が解決してくれることもある、解決まではいかなくとも癒してくれることもあるよねとそんな作品でした
2024.136