ずいぶん前に1度鑑賞済みで、今回2度目の鑑賞。
自分が今までに観たダーク系の映画の中で、特にストーリーがよく出来ていて印象的だったのはこのセブンとシックス・センスです。
このセブンはキリスト教の七つの大罪になぞらえた連続猟奇殺人事件が起こり、モーガン・フリーマンさん演じる退職間近のベテラン刑事とブラピ演じる異動して来たばかりの若い刑事がバディとなり、事件解決に奔走するお話。
2度目の鑑賞をして…
やっぱり凄い作品でした。
七つの大罪という興味深い題材と最恐のサイコパス犯、衝撃的過ぎるラストという秀逸なサイコ・サスペンスです。
30年近く前の作品ですが、映像も綺麗で内容も古さを感じませんでした。
特に映像は終始陰鬱ですが暗さは感じず独特の雰囲気があり、ふとしたシーンにどこかカッコ良さを感じる事が多々あり好きでした。
猟奇事件の描写に関しては最近の映画ほどのグロさは無いですが、気持ち悪い画やエグさはあります。
これが何回も観るのを躊躇してしまうところではあります。
モーガン・フリーマンさんの渋い演技を堪能出来、ブラピは未熟さの残る直情的な若い刑事役にハマっています。
そしてクライマックスからラストにかけてのショッキングな展開には言葉を失いました。
自分は全く予想出来て無かったので、度肝を抜かれました。
豪華キャストであるところも見どころです。
サイコ・サスペンスの傑作です☆
ネタバレ無しでぜひ観ていただきたいです。