いずぼぺ

わが名はキケロ ナチス最悪のスパイのいずぼぺのレビュー・感想・評価

3.7
トルコを味方につけた側がこの戦争に勝つ

第二次世界大戦中のトルコの立ち位置をめぐってのスパイ合戦。「キケロ」は実在の人物とか。そのせいなのかなんなのか、モタッとした演出が多くてヨロケながらでありましたがなかなかスリリングなシーンもあり、なんだかんだ一気に観ちゃいました。
うまくリメイクしたら、面白い題材じゃないかなぁ。

T4作戦のことは識っていた。知識として。
本作であのシーンを目の当たりにすると
内臓がひっくり返るぐらい気持ち悪くなった。わたしは毎日様々な障がいを持つ方方とご一緒している。今でも吐き気がする。
でも、これも同じ人間の所業なのだ。決して忘れてはならない負の記憶なのだ。

ブルガリアのソフィアが連合軍によって空爆されていたことも知らなかった。

トルコ、ドイツ、イギリスと三国間でスパイ合戦なので背景を少し整理してから見始めるとわかり良いかと思います。トルコ視点での二次大戦ものは初めてでしたのでいい勉強になりました。
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