AB型の末っ子

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

4.0
「シーザー、ホーム」

「Kingdom of the Planet of the Apes」の予習の為に、「猿の惑星」シリーズ総鑑賞!

今作は、シリーズのリブート1作目。
今までの「猿の惑星」よりも現実的になり、科学技術の力で猿が賢くなる設定に。

この作品が多分1番観られてると思うから、特にネタバレは気にせず書かせてもらいます。

まず、設定とか時代的な背景はめちゃくちゃ合ってるし、めちゃくちゃ面白い。
だけどやっぱり、猿嫌いの人が極端すぎておかしすぎるw

マルフォイ役のトム・フェルトン、久しぶりに観たと思ったら、マルフォイより酷いク○野郎…。
(※トム・フェルトンはめちゃ良い人です!)

それから、やっぱり引っかかるのが、ジェームズ・フランコ演じるウィル。シーザーとの親子にも近い絆で感動させられるんだけど…。
実際、猿を賢くさせ、人類絶滅を引き起こした「猿インフル」を作ったのはウィルで、上司が全部悪いみたいになってるけど、親父を助けたいとはいえ勝手に薬盗んで使ったり、薬作った責任放り投げて会社辞めちゃったり、普通にやらかしまくってるw

とはいえ…シーザー目線で見ると、ウィルは愛のある人間。ラストの木登りも美しかった。

あと、ウィルの恋人役のフリーダ・ピントが美しかった。
個人的に、シーザーとモーリスがめちゃくちゃ好き。アンディー・サーキスがはまり役。
終盤の橋での戦闘シーンは大興奮!!

シーザーの母親がブライト・アイズっていう、旧シリーズへのオマージュもナイス。

全体的に、リブートとしてはとても理想的な始まり。
「猿の惑星」おすすめするなら、まずはこの一本かな!