自尊心
小さい頃親に「自分がやられて嫌なことは絶対に人にはするな」ってよく言い聞かされてきた。のをふと思い出す。
大人になった今はそりゃそんな簡単なことくらい当たり前なんだけど、あの頃きちんと言い聞かされてきたから、なんとなくまだマシな大人になれたんじゃ…と感謝せざるを得ない…こればっかりは…
要は自分自身を大切に出来ていない(これで言うと形成すらされずに)状態で他人に「なにやっても痛みなんて分からない」んだよな。だって習ってないんだもん。純心？無知？いやいやこれは教えるべき人が怠った末路だろ。自尊心ってやっぱ植え付けるほうがいいよ。それぞれの家庭に口出すつもりないけどさ。
「遊んでただけ」繰り返し回答されるこれに対して、嫌悪感？いや、違うな、なんとなく嫌な感じは持つんだけど、でも思い返してみれば子どもの頃って「命の重さ」も分からずに蟻踏んじゃったり蝉取ってジタバタさせたりしたでしょう。そんなこと、誰だって割とあったんだよな。キメラアント編読んだわたしは今じゃもう怖いけど。
なにが起きたの？ウソ言わないで。大人はいつだってそう言う。子どもが「なんでもないよ」と答えるしかない状態に、わたしもそんな大人になっちゃってないか…？と自問自答するような映画だった。本当のことを言っても信じてもらえないんだろうなあ〜、
でも信じられないから大人なんだよね、だってこの映画で言う意地悪されたら「自分で解決するしかない」んだもん。悪いことやったらごめんなさい、これ言えるような人でいたいな。そうじゃなきゃ超能力で「やられちゃう」から。
