月まで届く
ジャズのジャの字も知らない。観終わった後に「ジャズって正式な編成とかあるの？」とか聞いちゃうくらい無知。
それでも、120分しっかりと月に届いちゃうようなくらいの3人の熱量を見届けたら、なんだか胸が熱くなって、膝の上で拳握りしめてた。
がっつり感情移入するにはストーリーが甘い、気もする。練習の過程はもう少し長くても良いと思ったけどその点ライブシーンで大満足。ぜったいこっち長めにしたほうが良いね、だってめちゃくちゃ魅入っちゃったもん。きっと私葛飾のホールにいたわ。つまんなそうにいじってたスマホ、止めてまでステージ観ちゃうの分かるよなあ。
平凡な人生を歩んできたから玉田には特段感情がはいる。だってさ、あんな天才いたら俺も！なんて思えるか！？あんたすごいよ、ひたむきに続けられることのできる人間が絶対に世界でいちばんかっこいい。
玉田の古株お爺さんの気持ちにめちゃくちゃ寄り添ったわ。あの瞬間、グッと来すぎたしドラムソロパート、手に汗握りすぎた。ほんとに、上手くなったよ。もうミスなんて数えなくていい。
「仲間を助けるのが仲間」その仲間のために怒って泣いて信じて待つ。月まで届かせるなんて無茶な夢かもしれないけど、それでも他のこと考えられないくらい熱中した時間は宝物みたいだ。うらやましくなる。
JASSの記念すべき初ライブ観たんだから、もっと胸張って生きていくことにします。自慢しちゃお
