ソンキュウさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ソンキュウ

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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.7

やっぱテリーギリアム好きだな色味がいい。
バロンみたいな感じかなと思ったけどいい意味で違った。
町田康のけものがれ俺らの猿ととか萩原朔太郎の猫町みたいな夢現で、つげ義春の作品にも似た郷愁と哀愁があった
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.8

ノーラン好きだし過去にコレ観たことあるだろうけど忘れたしチェック付けるために観るか〜と思ったらビックリするくらい初見だった…ラッキーー!!
まだ観てないノーラン作品を楽しめるなんてって感じでワクワクし
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.2

全然期待してなかったけどスコアも良くて観てみたらよかった!
マジで救いようないしホントどうしようもない…だれが死のうが生きようが観てる側としてはどうでもいいし感情移入なんてできないけどストーリーが走っ
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.8

個人的にはけっこう刺さった…挑戦し続ける事、これしかない感、辞めたり言い訳する材料なんていくらでもあるけどそれでも…
自らのピリオドがなければ終わりが来ない事、いやそれでも来ないかも。
目標や挑戦する
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.7

いわゆる潜入捜査みたいなことで報酬を得て情報を流したりするスニッチ、裏切りではないが騙してはいる。ブラッククランズマンっていう作品はKKKに黒人が潜入の手助けをするみたいなちょっとユーモラスな感じもあ>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

多分カトリック系かなんかの教えであるのかな?聖書とかに書いてあるんだと思う、よく分からんけど。
それを現代社会の特に資本主義経済の階級社会に落とし込んでビジュアル的にもわかりやすくワンシチュエーション
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

渋谷ユーロライブにて試写会で鑑賞。
冷戦時代のソ連とアメリカの話しで中盤まではまさに冷戦ののような静かだけどヒリヒリする展開、その後はオレ1人戦争やってるからさって感じの閉塞感と疲弊をカンバーバッチが
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

試写会にて鑑賞。
思ったりよファッキンおバカムービーだった!演出もジェームズガン色が強くて良かった!というか内容なんてあってないようなもんでソレを観るための映画と言っても過言じゃないしイイ意味でめっち
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.7

これ系の映画はちょっとしたフレーズがネタバレ要素含んじゃうから言葉選びがデリケートで難しい、サスペンスとしては普通に面白かったしミスリード豊富!前半はホラーか?ってくらい不穏だし謎も多い、もちろん回収>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.4

目的ないのが一番怖いよな〜理解できないから。
でもそれは当事者にとってはの話しであって、観てる方としては、うーん。
音楽も映像もよかったけど…なんか摂理みたいな自然に争う事ができないような感じの内容。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

あのまま現状維持で生きていける社会構造とそれを容認できる偏見のない社会であればいいなと改めて思う。
資本主義経済という社会の潮流に飲まれて引き裂かれた2人。
都会同士の木綿のハンカチチーフって感じで宮
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空白(2021年製作の映画)

4.0

試写会にて鑑賞。
この107分間でいろんな感情が目まぐるしく変化し波の押し寄せてくる映画だった。
善と悪や正しさや間違いと同じでどの目線で観るかで大きく印象は変わるけど、誰か1人に肩入れさせずに全体を
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.7

完結!1作目から基本的なストーリーや展開はジャンプの読み切りみたいな感じ単純明快でほぼ一緒なんだけど、なんせ渋カッコイイ!
移民や人種問題とかも出てくるけどめっちゃ浅いというか一方的な目線で勧善懲悪の
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鬼手(2019年製作の映画)

3.1

柴田ヨクサルの漫画でハチワンダイバーがあって好きだけどそんな感じなのかな〜と思って期待して似てる部分もあるけどビミョーだった。
導入が早すぎるし世界観の説明がないので置いてかれるし、なにより主人公が暗
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

犬とか動物飼ってる人はさらに没入できる作品なんだろな〜と思う。
ただ輪廻転生というか何度も犬として生まれ変わるの見てると回を重ねるごとに「死」が軽くなってくるし逆もまた然りで「生」も…
なのでそこまで
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.4

実際の話を元にしてるみたいだけど完全にフィクションって感じで展開も演出もわりと漫画的、音楽の使われ方もそれじゃない感。ドンソク出てるしある程度はしょうがないけどアクション映画の要素があまりにも強すぎた>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.4

展開とかほぼほぼ読めちゃうド直球のエンタメ映画!年代とか舞台美術は好き!ちょっと明るすぎたかな、チャーリーのそれだけどシュールさとか不思議な感じはなくホームアローンなノリがちょっと軽すぎた…絵本的でデ>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

もっと胸糞シリアスな感じかと思ったらわりとおバカムービーだった、バトロワ系だけど、これは多分表現間違ってるけど死に方がポップ笑
現代社会の風刺もあるけど皮肉った感じと浅さが良かった!
ちなみにジョージ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

1は電車内っていう縦に長い閉鎖的空間だったのが新しくてよかった所で2もエンタメとしてはかなり楽しめたけど広い舞台設定とかチェイスの感じとガン殺陣がハリウッドの二番煎じ感は否めないかなって印象。
宮崎駿
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

Filmarks試写会にて鑑賞。
まさにこれぞガイリッチー!!って感じの映画だった!!さいこー!
街並みと音楽もいいしもちろん演出とアウトローなキャラクターが織りなす人間模様口汚さとウィットにとんだ会
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

まずディストピアでストップモーションってだけで大好き、キャラデザもサイコー!
続きありそうな脚本だからこの作品だけでのストーリーでストーリー面白かったかの判断はムズイけど、そんなのどーーでもいい!すげ
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.6

今から石岡瑛子展を見に行く為に再鑑賞、と思ったら見たことなかった!ターセムシン監督は全部見たと思ってたけど…やっぱこの監督と衣装のタッグは最強!!石岡瑛子の遺作か〜。
内容としては新説白雪姫って感じで
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.2

現美の石岡瑛子展に行くにあたって、家にあったDVDで3回目の鑑賞!好きな監督、映像美、設定、が良い!でこの石岡瑛子のデザインの衣装じゃないと成立しない映画。
脳に障害を持つ患者の精神世界に入って治療を
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

新宿TOHOシネマズにて4DXで鑑賞!初4DXは想像より凄かった!ほぼショーでありアトラクションだった!
内容もよかったしアクションも良かったけど、けっこう駆け足なのと回想シーンだから感情移入する前に
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.7

前半がジャブだとしたらやっぱ後半はストレートちゃんと打ってきてくれたな〜良かった!
とにかく森山未來が凄かった!勝手に期待して裏切られたとか言われ続けてそうな人物って感じが伝わる。
脚本としてはベタな
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.6

カット割が多くて映画というよりはドラマに近い感じで、森山未來の演技はやっぱスゲーなって思った。
諦めないというよりこれしかない感が伝わってよかったけどまだ前編ではそこまで自分としてはクラってない。
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.4

ベタで全部踏んできたなって感じ。
悪く言うと感動の押し売りだけど…
ワンピースのチョッパーの話しとか空島とか思い出す。
音響が映画館のレベルじゃなかったのが残念な点、映像は4℃だから間違いない、ストー
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ良かった!!!泣いた!比喩じゃなく。 スケボーやってないけどそれに代わるものに救われてたりすがってたりする、気持ちは分かる。

blank13(2017年製作の映画)

3.5

俳優の演技はみんな良かった。ただもうちょっとなんかあってもいいのかなと思う、カタルシス感じないというか紐解かれてく部分が弱い、リアルはそんなもんちゃそんなもんだけど。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.6

善と悪はどっち側に立ってるかで変わってくるしこの映画もどっち側にも立てずにフラットに見せてたのは良かった、台詞回しは文字的でびみょーだけど、ロケーションが抜群。

EXIT(2019年製作の映画)

3.8

高いところ苦手なオレは終始ハラハラしっぱなしだけどそんな事よりユナがカワイイな!って感情。
ただのアクションだけじゃなくコメディ要素というかキャラがそっち寄りだったのもあって応援要素が強くて良かった。
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.9

邦題のサブタイトルくそダサイけど、内容は良い意味でめちゃくちゃダサくて最高!コメディではあるけどストーリーもしっかりあるし、ベタすぎて爆笑ってほどではないけどアガる!!やっぱ田舎の閉塞感っていいな、も>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

抜けとか色味とかは良いけど、ずっとなにか起こりそうって不穏な空気感だけですごい山場がある訳ではないし、だろうな〜って事しか起きなかったし、特にシナリオが面白いって訳でもないからLSDとかガンジャやって>>続きを読む

横道世之介(2013年製作の映画)

3.7

眩しくて儚い尊い時間を映してた、誰かの思い出の中で生きてるのも良い。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

これを心の底から「いや〜面白かった〜!」と言うには複雑な気分、カタルシスも特になかったし、やってる事や映像表現としては面白かったけど! ノーラン好きでSF好きでパラドックス系も好きで自身の漫画のデビュ>>続きを読む