あつぼうさんの映画レビュー・感想・評価

あつぼう

あつぼう

ボビー(2006年製作の映画)

3.8

1968年6月5日、その清廉さとカリスマ性でこの年の大統領選をリードしアメリカの希望となったボビーことロバート・F・ケネディが、アンバサダーホテルで暗殺された。本作は、そんな世界の運命をも大きく変えた>>続きを読む

ニューオーリンズ・トライアル(2003年製作の映画)

3.9

ジョン・グリシャムのベストセラーを映画化すると本当に面白いものが出来ますね。結構原作に忠実に映画化されるので原作のファンでも納得出来るのではないしょうか。いつも感心させられるのが、グリシャムの知識の豊>>続きを読む

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.9

クリス・ヘムズワース主演ってだけで、マーベルでは一番楽しみにしていた映画。
アイアンマンやハルクの世界観から逸脱するような北欧神話のソーが主人公。だがソーの登場でアベンジャーズの世界観が広がったのも事
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

マーベル安定の面白さ。
トニー・スタークのハチャメチャ振りでちょっとうんざりするけど、その行動にもしっかりと理由があって納得。今回はペッパーとの関係にもヒヤヒヤさせられるけど、この二人の距離感って結構
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.4

こういうテーマの映画ってお涙頂戴の展開が多いけど、この映画は拒食症で苦しむ人たちの姿をリアルに描いているので、淡々としていながら伝わってくる事が多いと感じた。
個人差はあるんやろうけど拒食症の方が、食
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.4

「アイアンマン」に続いて「ハルク」を鑑賞。
オープニングからヒクソン・グレイシー登場って驚いた。なんせ400戦無敗の男ですからね。
ブルース・バナーが何故ハルクになったのか、そしてその後の彼の逃亡生活
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

もう10年以上も前に一度鑑賞しているのですが、その当時はマーベルに全く興味がなく、MCUについても無知すぎて、「アイアンマン」という単体映画を観たにすぎなかった。その後もマーベル作品とは縁がなく今に至>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

コカインを食べまくった熊が人間を襲う話やけど、ラリッてない状態の熊でも凶暴で人間など太刀打ちできないのに、コカインでハイになった熊なんて恐ろしすぎます。
熊とコカインって最強の組み合わせで映画の中だけ
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.3

同じ日を繰り返すタイムループもので、トム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のように、同じ日を繰り返す事によって敵の攻撃などを先読みする事ができ、目的に向かって少しずつ近づいていきます>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

家族の幸せをかえりみず、商売に没頭し大切な家族や自宅を失い、商売にまで失敗した90歳のアールが麻薬の運び屋となる実話をベースにした映画。
自分のやりたい事をやってきて、娘の結婚式にまで出席しなかったア
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

小さい頃からゴジラシリーズを観る機会に恵まれなくて、そのまま人生を歩んできました。このままゴジラシリーズとは縁がなく映画生活を送ると思ってたのですが、このゴジラ-1.0に関しては同僚からの激ススメとア>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.4

全く怖くなかったけど、これはホラー映画という括りでいいのかな。
松原タニシさんの実体験を映画化したって事なんですが、なんかコメディ色が強くて中途半端に感じた。怖くない、笑えないの二重苦でした。
亀梨さ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

「ワンピース」「幽遊白書」そして「シティハンター」と週刊少年ジャンプの作品がネットフリックスで次々と実写映像化されてますが、そのどれもが面白い。個人的には満足度が高いです。次はどの作品が映像化されるの>>続きを読む

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.8

パート2後半の戦闘シーンは、かなりお金をかけたであろうCGも相まって大画面テレビで観ると迫力が伝わってきて良かった。
このレベルの映画が配信で観れるってホント良い時代になったと思う今日この頃です。
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死に花(2004年製作の映画)

3.5

こんな老人達がトンネルを掘って銀行強盗をするって、ありえない設定やけど一生懸命な姿に感動しました。自分の人生が残りわずかになった時、のんびりと余生を楽しむか、何か凄い事をやろうか・・・自分やったらどっ>>続きを読む

靴に恋して(2002年製作の映画)

3.3

盗んだ靴をはく女
偏平足の女
スリッパをはく女
スニーカーをはく女
小さな靴をはく女
この5人の女性がくりひろげる群像劇。
群像劇って言ったら人がいっぱい出てきてごちゃごちゃしてる映画ってイメージを持
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.0

ボディガードと少女の心温まる交流と壮絶な復讐劇を緊迫感溢れるタッチで描いてます。
監督は【トップガン】【トゥルー・ロマンス】のトニー・スコット。
独特のカメラワークはこの映画でも健在で、そのカメラワー
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

同じ日を繰り返すタイムループものですが、ホラー要素はなくブラックなラブコメ要素が盛沢山で最後まで楽しめました。
妹の結婚式でナイルズといい雰囲気になったサラ。2人で結婚式を抜け出して、さぁ~これからっ
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.3

大地震によって無法地帯の荒野と化したソウルが舞台。
狂気に走ったドクターにさらわれた仲間の少女をマ・ドンソクさんが助けに行く話。とくに目新しい展開はないのですが、アクションシーンはキレキレで観ていて楽
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

辻村深月さんの小説は面白くて読み漁ってたなぁ。最近は読んでないけど。
その中でも名作と名高い「かがみの孤城」が劇場アニメ化されてると最近知ったので鑑賞してみました。
小説を読んで自分の頭の中で、登場人
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.6

一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる【プレッジ】、パフォーマンスを展開する【ターン】、そして最後に予想を超えた驚きを提供する【プレステージ(偉業)】の3パートから成り立つらしい。>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.8

う~ん何とも微妙な映画でした。
交通事故で植物状態になった母親が家族の元に帰ってくるのは感動的なシーンであるはずやのに、奇妙な違和感が漂う展開に。その違和感が何なのかはストーリーが進むにつれて明らかに
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Winny(2023年製作の映画)

3.4

winnyの登場は衝撃的で、当時パソコンを所持していた友人や同僚のほとんどがwinnyを利用していた記憶がある。違法なファイルが蔓延していて著作権について問題になっていたけど、それはアップロードやダウ>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

ラッセル・クロウ貫禄ありすぎ。
実在した神父ガブリエーレ・アモルトによる「エクソシストは語る」をもとに制作されたって事は実話なんですかね。この神父さん、生涯で数万回のエクソシズムを行ってるって驚愕の数
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.5

シンプル・イズ・ベストって言葉がピッタリの映画。
何の前置きもなく、地球を侵略してくるエイリアン。侵略してきたエイリアンと闘う海兵隊。わかりやすい構図なんで何も考えずに観れるのが良かった。
侵略の目的
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

2.5

人気絶頂の中、自ら命を絶った“ニルヴァーナ”のカート・コバーンの死に衝撃を受けたガス・ヴァン・サント監督が、その悲劇に到るまでの彼の心境に思いを巡らせて撮り上げたドラマ。

この映画ってカート・コバー
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.3

貧しい土地の王女は、自分の民の生活を豊かにするために金持ち王子と結婚する事になったけど、この結婚には裏があって、王族が古代の契りを守るために王女を竜の生贄として利用するものであった。
良い話には裏があ
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クジラの島の少女(2002年製作の映画)

4.0

ニュージーランドの壮大な自然をバックに女として産まれてきたがために、試練に参加出来ない少女の苦悩と葛藤を見事に映像化していました。
伝統を重んじるがために孫を素直な目で見れない頑固な祖父・・・。
それ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

映画を観終わった後、無性にキューバサンドイッチを食べたくなりました。キューバサンドイッチを食べる時の「カリッ」って音が食欲をそそります。
一流シェフとしてのプライドや料理にかける情熱が最高でした。そこ
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.0

地球温暖化って地球の気温が高くなっていくと思ってたけど、この映画のように地球全体の温度が下がって1万年前の地球と同じ氷河期のような、絶対零度の世界になる事もあるのかな。
地球規模の災害と親子愛がベース
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.1

ジーンズが人を襲うって、あの名作「キラーコンドーム」を思い出させるような設定が面白い。
誰にでもフィットする夢のようなジーンズの新作発表を控えたアパレルメーカーCCCを舞台にジーンズが殺戮を開始します
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リトルデビル(2017年製作の映画)

3.5

オーメンのようなホラー映画を想像してたけど、随所にホラー要素は散りばめながらも全く違う方向に物語が進んでいきました。
義理の息子ルーカスが6月6日生まれで6歳って完全にダミアンの666を連想させるし、
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.7

300年前のアメリカを舞台に、人類とプレデターの狩るか狩られるかの闘いが始まります。
シュワちゃん主演の「プレデター」以降、数々の続編や外伝のような映画が制作されたけど、どれも自分にはフィットしない内
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初恋(2006年製作の映画)

3.4

あの3億円事件の犯人が女性っていう大胆な設定は面白かったけど、どうも最後までスッキリしなかったです。
まず犯人が女性って部分も、この映画の中では無理がありました。特に窓越しに「爆弾が仕掛けられてる」っ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

この不安を煽る演出の数々は楽しい。自分なりにこうなるのではって考察しながら鑑賞したけど全然違うかった。全く何が起こっているのか先が読めない展開と謎の親子の登場で不安は募る一方。
タンカーが海岸に突っ込
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

まさに不死身の男。普通の人間なら確実に死んでるけど、伝説の男には死んでる暇はないんです。
第二次世界大戦末期のフィンランドってソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたって戦争の悲惨すぎるで
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