このレビューはネタバレを含みます
現存しているテレビ版の初回と最終回のみ。さすがに映画版に比べると完成度は落ちるし、もはやファンのための資料的な価値しかないが、寅さんの「語り」の芸は堪能できる。
以下、資料(つーか、雑学)。
・と>>続きを読む
祝・待望のシーズン2配信決定で再鑑賞。
これまでに見た韓国ドラマの中ではダントツでお気に入り。基本的に胸クソなトーンにもかかわらず、コミックリリーフの西山浩司に救われる。底抜けに明るいお調子者に見え>>続きを読む
いかにもNHKの夜11時から単発でやってそうなアガサ・クリスティー風の素人探偵モノ。日本語吹替で見てたから余計にそう感じたのかも。邦題の付け方も吹替の演出もNHKっぽかったし。
ミステリーとして新味>>続きを読む
日曜の夜中に見始めたら止まんなくなっちゃったもんだから、週明け月曜からいきなり会社休んで一気見。これほどまでに切り上げどころが難しい連ドラもなかなかないぞ。
何より、引っ張り方が絶妙。第1話のエンデ>>続きを読む
乱暴な喩え方をすれば、「ロイヤル橋田壽賀子」。王室の渡る世間に鬼はなし。
つーか、王室の所業が鬼。でも、キャラがイノセント(=おバカ)でチャーミングだから、他人事として笑える。
『ブラックアダー』>>続きを読む
ストックホルムの田舎で起こったストックホルム症候群なお話。
第1話のオフビートな笑いに惹かれて見始めたら、その手のノリはそこまでで、2話目以降は案外シリアスな家族の秘密モノに。最終的にはいつのまにか>>続きを読む
クッソくだらないネタを職人芸で仕上げ、ガッチリつかんで、きっちり感動させる。S2はそれが段違いにグレードアップ。
発端が下ネタだったことなんて忘れてしまうほどのクオリティの高さ。
S1は傑作、S2>>続きを読む
アホ臭さと職人芸の両立。まさに理想。ほとんど芸術の域。
「チ●コの落書き犯」の冤罪を晴らし、真犯人を探すという学園フェイク・ドキュメンタリー。題材がバカバカしいだけで、真相に迫る謎解きも編集テクニッ>>続きを読む
エバーグリーン。映画版よりTV版。「お約束」の芸術。良い意味でのベタ。40年も経つと確かに古びた感は否めないが、まだまだ「抱ける」。
ストップ・モーションではない「ストップなモーション」は、コメディ>>続きを読む
出てくる連中、ポンコツとクズばっかりで、みんな息を吐くように嘘をつく。しかも、その場しのぎのテキトーな嘘ばっかりなので、話がどんどん無茶苦茶な方向に。
回を追うごとに加速を重ね、シーズン2の後半に至>>続きを読む
太陽に追いかけられて、暗闇を西へ西へと逃がれていく、という設定は斬新。
面白すぎてグイグイ引き込まれてしまったが、第5話のEU本部に侵入するシーンで、時間がないのにエスカレーターに立ち止まって乗って>>続きを読む
泥臭い根性ものに陥らないよう、水溜まりを巧みに避けていく脚本。それだけに、最終回の用務員の壁のシーンはボロ泣いた。スコット・フランクって、昔からドライなタッチに徹する脚本を書く人だったので、たまにこう>>続きを読む
「ER」×「24」×「裸の銃を持つ男」。どシリアスに、どバカが混じってくるのが画期的。
早い話が「裸の銃を持つ男」の進化系。21世紀の「裸の銃」。配信時代の「裸の銃」(リアル「裸の銃」って言った方が>>続きを読む