このレビューはネタバレを含みます
紅茶おごっただけなのに。
これ、軽い気持ちで見たらアカンやつ。見る前に相当な覚悟が必要。途中、重すぎて底に押さえつけられるような息苦しさを感じるし、万人にオススメはできないが、個人的には辛抱して最後>>続きを読む
ガイ・リッチー劇場。他に言いようがない。任せて安心のクオリティ。
今でこそ貴族とはいえ、800年前はギャング。先に陣地を取ってルールを作っただけで、本質的には同じ人種。貴族になりたがるギャングと、ギ>>続きを読む
くだらないのとかアホくさいの大好きな人にはオススメ。個人的には大好物。シュールな笑いは全盛期の三木聡を彷彿させる。
毎回、絶妙な寸止めで終わるから、やめられなくなるんだけど、神憑ってたのは最初の3~>>続きを読む
シスターフッド版「ブレイキング・バッド」。お笑い「テルマ&ルイーズ」。
シャレにならないシビアな設定なのに、おばちゃん二人のズレた掛け合いがひたすら笑える。
ストーリーのリアリティや整合性より、キ>>続きを読む
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めちゃくちゃオモロいやん!
イッキ見!
第7話までは。
びっくりするぐらい何も起こらなくて薄味でつまんない最終回。5分で終わる話を長々と。便器磨いて山で足滑らすだけで1時間て。
安定のバカリズム作品。いつものコントの延長とはいえ、あれやこれやと仕掛けがあって、最後まで楽しめる。
脚本自体の面白さもさることながら、今回のMVPは、「クレイジークルーズ」に引き続きコメディエンヌ>>続きを読む
美味くて替玉しすぎてさすがに7話目で飽き始めた頃に絶妙なタイミングの味変で挽回、最終回は早々に麺が切れて薄いダシだけになってしまうんだけど、シメのデザートは気が利いていて満足。
いつものバカリズム式>>続きを読む
めちゃくちゃバカでご都合主義な割には、凝ったストーリー展開だったのが意外。
アクションもギャグもバカなりに冴えまくっててレベルが高く、その他、どーでもいい伏線までしっかり回収。
特に第7話、敵味方>>続きを読む
モキュメンタリー形式の時代劇って新鮮。王朝物の装束を着たオッサンが、第4の壁を超えて語りかけてくるのが面白い。時々、カメラに手を振ったりして。
ハイブラウでクスクスじわじわ来る風刺系の笑いだから、慣>>続きを読む
ディストピア小説の古典『1984』に、往年の傑作連ドラ『警察署長』を混ぜたような作り。最近なら『12モンキーズ』か『プリデスティネーション』か。
この手のジャンルは、結局「ニワトリが先か卵が先か」み>>続きを読む
このアプローチは意外と斬新。いつものバカリズムのコントの延長なんだけど。特に、2話目のタイトルが秀逸。殺害計画に「買い出し」て。
画的には何の工夫もない低予算ドラマだが、ノリやトーンはある意味、コー>>続きを読む
怪盗ルパンというよりは「モンテクリスト伯」に近い。因縁と復讐が牽引力。早い話が韓流のノリ。見てな、そのうちリメイクされるかパクられるはずだから。
変装のクオリティやご都合主義など、ちょいちょい無理や>>続きを読む
毎回、オープニングのアバン・タイトルが登場人物の「それぞれの事情」って構成が斬新。サブキャラを大切に扱う姿勢に好感。
「イイ奴」が出てくるたびに片っ端から死亡フラグ立っていくのが切ないけれど。
身>>続きを読む
クソむかつく態度や表情と、小心でピュアでシニカルなモノローグとのギャップが魅力。ビビっていても絶対に表には出さない、信頼していても相手に伝えようとはしない、そんな「素直になれない」二人がいかにもイギリ>>続きを読む
まさか、シーズン2が来るとは。シーズン1できっちり完結してたのに。で、3年ぶりに復習で見直したら、ほとんど覚えてなくて、細部どころか本筋まで忘れてたもんだから、初見のように楽しめたわ(笑)。
地球が>>続きを読む
自分もコミカレに通いたくなる面白さと親しみやすさ。
シーズン3ぐらいまでは神回連発でめちゃくちゃ笑えたんだが、徐々に失速。
シーズン5半ばまでは惰性で楽しめたが、シーズン6に至っては別物かってぐら>>続きを読む
「痛み」=「人間の本質」を知悉した連中による狡猾なキャンペーン。そこに無自覚に加担してしまったお調子者たちと、自らドツボにハマって行く無教養な底辺住民と、雰囲気に流されてババを引かされてしまった善意の>>続きを読む
待ちに待ったシーズン2、前半はイジメ描写がエスカレートしていて暗澹たる気分になるし、バディ要素も薄れていてイマイチ乗れなかったが、後半からアツい展開になってきて、シーズン1の伏線もいちいち回収しながら>>続きを読む
ナメてたわ。菅●直人のクソっぷりの再現しか期待してなかった自分が恥ずかしい。もう、途中から言葉を失って黙ってしまいました。日本とか世界とか関係なく、人として見ておかなければならない作品。
にしても、>>続きを読む
配信開始されるやいなや、面白すぎて一気見。奥歯に力、入ったわぁ。
21世紀の梶原一騎と思いきや、意外と水島新司だった。要するに、「あしたのジョー」と見せかけて「野球狂の詩」。「ドカベン」42巻かも(>>続きを読む
ハリポタ×ゴーストバスターズ×インディ・ジョーンズ×ドロロンえん魔くん。
原作は児童文学らしい。お子さま向けでも手を抜かない辺り、さすがは「ドクター・フー」を生み出した英国。何を差し置いても紅茶タイ>>続きを読む
例によって、事前にどんでんどんでん言われてたもんで、「この程度のミスリードになんか引っかかるもんか」と裏読みし続けて、4話目の時点で犯人を特定。6話目の逮捕のミスリードも見破って、こいつが本ボシだと確>>続きを読む
バカバカしい設定に大いに引かれる一方で、A24製作って点に一抹の引っかかりを感じていたら、案の定だった。
確かにハッとさせられるセリフもあるし、玉突きでカオスを招く展開に、先が気になって見ざるを得な>>続きを読む
主人公が頭も勘も良すぎるから、展開が速くて気持ち良い。視聴者の推理の半歩ぐらい先という絶妙な距離感を保っているから、一緒に捜査している気分にさせ、見ている側の自尊心も満たしてくれる。
シーズン1のラ>>続きを読む
一言で表すなら、東ドイツ版「アメリ・復讐篇」。または、ウェス・アンダーソン版の「キル・ビル vol.0」。いや、オトナになりきれないジェイソン・ボーンかな。
凄腕だけど、精神年齢がちょいと未熟な工作>>続きを読む
面白くなかったと言えばウソになる。んだけれど、何だかなぁ。
「とりかへばや物語」な設定から、てっきりほんわかコメディかと思いきや、意外なほどシリアスで。しかも、どことなく陰険な雰囲気に支配されている>>続きを読む
いやもう、笑い転げました。最後までコントで、最後までネタ。この潔いまでの「浅さ」を評価できるかどうかによる。個人的には大満足。
基本的に、いつものクドカンの「妄想下ネタで盛り上がるホモソーシャルな男>>続きを読む
この手のハイブラウなコメディはBBCの真骨頂。歴史好き、映画好き、そしてモンティ・パイソン好きなら存分に楽しめるはず。逆にそれら以外の人は全く楽しめないから諦めて。
主な笑いどころは、レポーターが著>>続きを読む
ノンストップで引きずり込まれたものの、若干の消化不良が残ったのも事実。ところどころ、何かちょっとずつ「物足りない」というか「薄い」というか「尻切れ」というか「弱い」。人物相関図も、背景も、キャラの魅力>>続きを読む
ユル~いくせにグイグイと引き込まれて一気見。随所に巧みに伏線が張り巡らされていて、終盤は意外と深みのある展開に。
サ店でまどろむような感覚が心地良く、それでいてテンポも良くて、ハイブラウな笑いを挟ん>>続きを読む
個人的にはクドカンの最高傑作。磯山Pと組んでる時はハズレなし。
古典落語をベースに、すったもんだの平成浅草グラフィティを経由して、毎回最後に人情劇として寄席の高座に落とし込む、という構成が巧い。>>続きを読む
同じ原作の映画版が『裏切りのサーカス』(珍邦題の殿堂入り)。
映画版は映画版で良かったんだけど、やはりこの原作は地道な捜査や地味な駆け引きの積み重ねが魅力だけに、連ドラの方が向いている。身も蓋もない>>続きを読む
やたら評判いいもんだから手を出してみたものの、最初は笑いのツボがサッパリ分からず「どこがおもろいねん」なんて思いながらダラダラ見ていたら、3話目でロシア向けに自家製AVを製作する辺りから徐々に周波数が>>続きを読む
婆さんになっても現役のキャッツ・アイが、捕まりそうになって老人ホームに潜伏するクライム人情コメディ。
建物やら調度品はいかにも東欧って感じなんだけど、ストーリーにポーランドである必然性もらしさもなく>>続きを読む
よりによってNetflixがブロックバスターのネタを扱うって時点で「どのツラさげて」って下世話な期待にワクワクしたのだが、どーしよーもなくツマンなかった。つーか、話の作りが古いわ。
露骨にAmazo>>続きを読む