Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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インセプション(2010年製作の映画)

3.0

主人公が相手の夢の中に入り、潜在意識を植え付けるというミッションに挑むという奇天烈すぎる設定を考え出したのは素直に凄いと言わざるを得ない。しかし、主人公の奥さんの存在のせいでストーリーが無駄に分かりづ>>続きを読む

ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

パニック映画の舞台として最も適している”船”、そこに得体の知れない巨大な生物が襲いかかるというストーリーでつまらないわけがない。曲者揃いの登場人物に加え、独特の言い回しなど気楽に観るのに丁度良いテンシ>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

エルヴィス・プレスリーを良く知らない人でも魅力が伝わる内容にはなっているが、トム・ハンクスが演じているからか、パーカー大佐のパートに時間を割きすぎたせいで、主役のエルヴィスの苦悩や圧巻のライブシーンな>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

2.5

アルツハイマーの元殺人者VS現役殺人鬼という構図はなかなか良い設定ではあったが、現役殺人鬼のぶっ飛び感が足りなかったり、後半が思っていたよりかは失速してしまい、上映時間よりも長く観ているような気になっ>>続きを読む

地獄のモーテル(1980年製作の映画)

3.5

“おかんが好きな映画のタイトルが分からない”である日、荒木飛呂彦先生の著書でタイトルが判明した作品。兄妹が営むモーテルの絶品自家製ベーコンの原材料がなんと兄妹に捕らえられてしまった人間!人間達が声帯を>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.7

若い頃からレクター博士の変態的狂気の片鱗が出てるアンソニー・ホプキンスが気味の悪い人形の腹話術師をやっていることで恐怖度が何倍にもなっている。情緒不安定な腹話術師のコーキーの異様な感じが癖になってしま>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.2

8分間の限られた時間で過去の列車爆破犯を探し出す無理難題すぎるミッションを与えられた主人公がタイムループするという非常にスピーディーな展開にハラハラさせられ、ラストまで楽しめた。自分だったら諦めてテキ>>続きを読む

チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年製作の映画)

3.5

チャッキーとチャッキーのめんどくさい恋人のやりとりが面白く、ホラーというよりかはコメディに振り切っているのがかえって良かった。90分という上映時間でテンポはいいものの、内容自体がややあっさり気味ではあ>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

2.2

主演のレイチェル・マクアダムスや脇役もきっちり有名所の俳優で固めているのに、恋愛要素は薄く、ただ主人公がシャカリキになって働いているだけで脚本家がいっしょの"プラダを着た悪魔"のように成長らしい成長も>>続きを読む

ニュースの天才(2003年製作の映画)

3.0

今まで、何で誰も指摘しなかったのか不思議なくらいの杜撰な記事を書きまくっている主人公が徐々に追い詰められて醜態を晒すシーンが印象的。題材は悪くないだけにもう少し盛り上がっても良かったと思う。ヘイデン・>>続きを読む

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.0

後半になるにつれて、恐怖心が如実に現れる盲目の女性を演じるオードリー・ヘップバーンの演技が良かった。機転を利かせる盲目の女性に翻弄される犯罪組織の3人組の小物感がイマイチ拭えなかった。アラン・アーキン>>続きを読む

ワイルドシングス(1998年製作の映画)

4.0

次々と色々な展開が起きたり、最初の予想が外れてしまったりする官能サスペンスにエンディングロールまでも楽しまさせてくれた。ケヴィン・ベーコン、マット・ディロンという普通には見えないキャストの起用も良かっ>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

3.5

派手なアクションだけに頼るのではなく、警察と犯罪組織の中で揺れ動く潜入捜査官の主人公の苦悩や葛藤といった繊細な感情の描き方が丁寧で見応えがある作品だった。既に8年も潜入捜査させられてそこから任務延長に>>続きを読む

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

3.0

類は友を呼ぶというようにヤバい奴はヤバい奴の所に集まってくるなぁと思ってしまった。ラストの為の映画と言ってもいいぐらいのインパクトはある。家政婦の主人公の経歴や感情の変化なんかをもう少し時間かけて欲し>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

宗教色強めのファンタジーではあるものの、主演の不健康な渋めのキアヌ・リーブス、ヒロインのレイチェル・ワイズのヴィジュアルの良さや厨二心くすぐられる設定の数々にストーリーの小難しい部分が大分助けられてい>>続きを読む

ブレインダメージ(1987年製作の映画)

3.0

寄生生物が人間の脳を食う為に青年に寄生して大暴れするというカルトホラーなストーリーに途中からついていけなかった。特にラストが意味不明だった。寄生生物なのにやたら饒舌でオリジナルソングまで歌うというキャ>>続きを読む

グッバイガール(1977年製作の映画)

3.5

子持ちの女ダンサーと貧乏俳優がお互いに自分の主張を譲らないまま同居するという展開としっかり者の娘がいることで関係性のバランスがとれている所が良かった。ラストがもう一展開なかったので少し弱く感じてしまっ>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.5

感染したテロリストが乗りこんだことがきっかけで列車内がパニックになるというのが意外だったし、ツッコミ所もあった。しかし、パニック映画らしく、盛り上がる所は盛り上がり、クライマックスに迫力があって驚いた>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.0

主人公よりも、キレまくっている友人のウォルターのキャラが一際立っていた。ダラダラした主人公同様にどこに向かっているのか分からないヘンテコなストーリーがいまひとつ。ボウリングしたくなるし、ホワイトルシア>>続きを読む

大災難P.T.A.(1987年製作の映画)

2.5

帰らなければいけない時に限ってトラブルに見舞われるというリアルでもありがちな展開を題材にしたのは良かった。しかし、一番面白かったのは序盤の主人公とケヴィン・ベーコンのタクシー争奪戦のシーンで、太っちょ>>続きを読む

ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

2.2

トム・ハンクスがマフィアの凄腕の殺し屋というのは合わないし、マフィアの抗争よりも親子愛や良き父親像の方にストーリーの比重が行き過ぎていた為、期待していた感じと大分違っていた。ポール・ニューマン、ジュー>>続きを読む

コーンヘッズ(1993年製作の映画)

3.0

とんがり頭の宇宙人の家族というのはインパクトがあって、独特な喋り方や地球での暮らしに悪戦苦闘しながらも馴染もうとするのはユーモアがあった。しかし、それ以上盛り上がることはなく、笑いも爆発力に欠けていた>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.0

幼なじみの男女の気持ちのすれ違いやそれぞれの人生のターニングポイントとなる場面での選択にかなりやきもきしてしまうラブストーリーではあるが、ドタバタ劇が程よく笑えて、個性的な登場人物やテンポも良く観やす>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

2.2

コメディとはいえ、戦争映画なのに戦争シーンが一才ないのは全く想定していなかった。メインの3人の軍医の目的も見えてこないし、自分の笑いのツボにはハマらなかった。馬鹿馬鹿しいブラックコメディを期待していた>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.7

マフィアから逃げる為に女装して女性楽団に潜り込んでから巻き起こるドタバタコメディ劇を1950年代にやってのけるのは流石はビリー・ワイルダー監督。脇役の大金持ちのおじ様が主役達に引けを取らないぐらい良い>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

2.2

コメディタッチで描かれてはいるが、それでも東西統一した後の東ドイツの混乱や苦労が伝わってくるので、社会派ドラマの面が強すぎて笑えはしなかった。職場の友人と協力して偽ニュース番組を制作しているシーンが印>>続きを読む

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

4.0

デ・ニーロ×ザック・エフロンの口をあんぐりしてしまう程の怒涛の下ネタのオンパレードが面白かった。中でも、普段は真面目な弁護士である孫のジェイソンがコカインでハイになるシーンが1番笑えた。デ・ニーロどん>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

世代の違う2人の交流や口の悪いじいさんが実は優しかったりするストーリーは王道なんだけど、移民族や主人公の愛車”グラン・トリノ”といったエッセンスが入ることで新しくも見えて最初から最後まで飽きさせなかっ>>続きを読む

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

2.5

愛する男の為に無実を晴らそうと主人公が奔走するありがちな展開ではあるが、中盤からストーリーが中だるみしたり、ヒッチコック監督やタイトルでハードル上がり過ぎた感が否めない。主人公のお父さんのキャラがいい>>続きを読む

エル・トポ(1970年製作の映画)

2.2

主人公と旅する7歳の息子が全裸なところからもうすでに訳分からないし、子連れ狼的な話なのかな?と思っていたら、あっさりその息子を捨てて女とどっか行っちゃうし、その後の展開は一層メチャメチャすぎて初見では>>続きを読む

リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.0

奥さんに先立たれて自暴自棄になっているメル・ギブソンの危うさといい、意外と全体的にシリアスな作風には戸惑いはしたが、要所要所でしっかりと魅せるアクションやバディ物らしい台詞の掛け合いなど楽しめる作品だ>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.5

喋る中年のテディベアという設定、下品なネタの連発や映画の小ネタ、日本風に置き換えた字幕など楽しめる要素が色々と詰め込まれていて気楽に観賞できる作品だった。誘拐犯の気持ち悪い親子のくだりはいらなかったと>>続きを読む

アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)

2.2

子供のような大人と大人のような子供のコンビというのは王道ではあったが、全体を通して、ストーリー、ハートフルな要素やコメディの部分といった部分でパワー不足を感じた。幼いダコタ・ファニングの役は合っていた>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

後にも先にもないレベルで完成された続編物。前作の良かった部分をそのまま引き継ぎ全ての部分でパワーアップしている。ド迫力のアクションやドラマもしっかりしていて興奮せずにはいられない。敵のT-1000が恐>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

2.5

勉強ができないという落ちこぼれの部類に入る学生なのに20個の部活動を掛け持ちしているやる気だけは誰よりもある主人公という設定が面白かった。しかし、ストーリーが期待していた感じと大分異なっていたためハマ>>続きを読む

マラソン マン(1976年製作の映画)

2.5

オープニングのナチスとユダヤのジジイの煽り運転合戦が面白かった。爽やかなタイトルとは打って変わって、政治や歴史が絡んだ複雑なストーリーにエグい拷問もあるサスペンスはのめり込むのが難しかった。ダスティン>>続きを読む