ミナカさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ミナカ

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天空の草原のナンサ(2005年製作の映画)

4.6

モンゴルの生活や風景を映画という筆で描く抽象的な作品、、、と安易に捉えてしまうのならば、この作品が持つディープなメッセージをスルーしてしまいそうだ。

先に書いたように、まずはモンゴルの衣食住や風景を
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.7

初デスノート鑑賞。コミック読んでから15年以上経ってので、ルールはうる覚え。この2点が先入観なしで観れてよかったかも。

冷淡な白を基調にしたトーン、数学的とさえ感じられる音楽に引き込まれる!ありそう
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

う〜〜〜〜む、観ててめっちゃ気分悪くなった。もう2度と観たくない!しかしそれと同時にこれは名作だ!とも思えるなんとも言えない作品。モヤモヤしたものが鑑賞後も胸につかえてる。この正体は何なのか?個人的に>>続きを読む

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.8

押井作品初鑑賞!

空中戦から始まり、そのカメラワークや音にまずは圧倒されっぱなし!何かスゴいものを観てるという感覚に陥ってしまいます。

風景や美術描写は見事。全てがあまりにも美しい世界観で引き込ま
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イワンと仔馬(1947年製作の映画)

4.0

70〜80年前のロシアンアニメーション。

ジブリや手塚治虫に大きな影響を与えたことが有名ですね。もののけ姫のあるシーンはここからオマージュされてる事を発見!

火の鳥って世界中におとぎ話が残ってるん
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

涙腺爆発!!3回連続で鑑賞しました😢

これぞ新海節の真骨頂といわんばかりに、まずは雨や光の生命感溢れる生き生きとした美しさに心奪われる。何気ないシーンがあまりにも眩しくて、PV的な要素も含んでる作品
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

この映画をホラーとして観るか、それとも深淵なテーマを持った作品として観るか。まずはこの2つの分岐点で鑑賞後の印象がガラっと変わりそうだ。

若者たちが北欧のアニミズム的宗教観を持つ部族の中に入ってセレ
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.6

昔っからホラーがダメでダメで、しかしその面白さを知ってみたい!
「そんな君にはゾンビから入るのがオススメ❤️」と友人に推されて鑑賞。

結果すごく面白かったです!

これがゾンビ映画の始祖かぁと、終始
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バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.6

舞台はカナダ。戦時中の日本人街を中心にして物語が進行していく。

移民につきまとう不条理や理不尽が冷たく描かれる現実。しかし弱小野球チーム/バンクーバー朝日が、トリッキーな戦法で連勝していく過程で、在
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.8

女子高生がヒロインということや全体のトーンなど、ジブリじゃなければまず観なかっただろうこの作品。シンプルで分かりやすくストーリーで、全世代が楽しめる良作だと思えました。それと同時にジブリは風呂敷の広げ>>続きを読む

U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

4.2

"潜水艦モノにハズレなし"
名高い映画マニアが口々に公言し、中でも屈指の完成度と名高いU・ボートをついに観ることができました。

第二次世界大戦中のドイツ、イギリスの戦いを背景に、潜水艦という極限密室
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うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ(2014年製作の映画)

4.0

伊勢に住んでることもあって鑑賞。

伊勢や全国の素敵な場所を発信し続けているカメラマン、宮澤正明さんの初監督作品。

さすがはカメラマンということもあり、アングルや構図がとっても斬新。見慣れたはずの伊
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ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド(2012年製作の映画)

4.0

ジャマイカの国民的英雄/ボブマーリィのドキュメンタリー。

映画よりも映画らしい、こんな偉大な過ぎる人間が本当に存在したのかと驚愕しました。

メッセージ性の強い緩いレゲェのシンガーくらいにしか捉えて
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.1

1000年後も読み継がれてとることだろう、宮沢賢治の代表作を日本トップクラスのクリエイターたちが集まって映画化された作品。

うっとりとした映像世界や音楽に、まず初回は夢の中へ撃沈。これは体調整えて本
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バッタ君町に行く(1941年製作の映画)

4.3

宮崎駿や著名なアニメ監督が激推しとのことで、興味湧いて鑑賞しました。

80年も前のアニメなのに、このクオリティは凄まじい!アニメ文化が発達していないこの時代だからこそ、クリエイターのスキルや情熱が試
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

4.9


2回目鑑賞。アマプラにて。

1回目と2回目でこれほど印象が違う映画も自分の中でかなり珍しいです。

め、めちゃくちゃ面白いじゃないか!

1回目は脚本の弱さを感じたりとか、主役が敵キャラに完全に食
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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.6

アマプラで鑑賞。

高解像度なカメラとドローンが相まり、超美麗な映像が堪能できる一本。いやぁ、時代の進化ってスゴいですよね。特にドローンは構図そのものが進化したといっても過言ではないと、この作品をもっ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

なんの知識もなく鑑賞してみましたが、今となればクスッと笑えてしまうフォルムとは裏腹に、けっこう悲しい話しだったんですね。

この見た目からして子供向けかと思いきや、ゴア描写も満載。ターゲット層をあまり
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ポール・グリモー短編傑作集(1998年製作の映画)

4.2

王と鳥/DVDの特典Discに同内容(?)のものが入っており、鑑賞しました。

アニメではなくアニメーション!という言葉がふさわしい、純粋に絵が動く楽しさが詰まっている短編集です。アニメーションという
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

ドラゴンボールはZまでしか知らないのですが、アマプラで発見したので何となく観てみました。

最近のDBは酷評されてると聞いてたので、そんなに期待してはかったけど面白かった!!

過去の映画にもたしかブ
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

す、凄い作品に出会ってしまった!!!

ジャケの微妙さから敬遠してたが、友人の熱烈なリコメンドにより鑑賞して、ブッ飛ばされました。

見終わって、なるほどこれはジャケ通り、戦争映画ではなくエンターテイ
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.8

今さらながら鑑賞しました。

今観ると昭和テイストな抵抗法には、もっとスマートなやり方があるのになぁと思ってしまうものの、高橋監督らしくやはり色んな角度での鑑賞スタイルがあって楽しい作品。

タヌキを
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

5.0

2回目観たら初見と印象が全然違うので改めてレビュー。

めっっっちゃくちゃ面白い!ディズニーだから、ハリウッドだからと軽い気持ちでしたがマジでブッ飛ばされました。

これぞ究極のエンターテイメント!
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

こ、これは、、、見る人によって評価が極端に分かれるであろう「攻め」の問題作ってのが第一印象。

SFだけどキラびやかな世界や派手なアクション、ドッグファイトは皆無だが、ブレードランナーファンはそんなも
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

優しさ、暖かさに包まれた最高の一本。

シチリアの風土や街の雰囲気、そこから生まれる人間の生活感なんかも垣間見れて、こんな村で暮らしてみたい!と思わせてくれます。また、車やテレビがない時代背景というこ
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ブレードランナー 完全版(1982年製作の映画)

4.7

伝説と呼ばれる映画、ようやく観ることができました。

この世界観の作り込みはまじでスゴイ!
SF世界にオリエンタルかつ雑多なカオス感が入り混じり、こんな街行ってみたい!って思わせられる。

催眠要素の
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.6

超低予算での撮影がRawにならざるを得ず、しかしそのローファイさがメキシコの街並みや映画と絶妙にマッチしてプラスに働いている。

人違いからマフィアに追われ、女を殺され結局自分の手を汚す主人公マリアッ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

この映画ならではの鑑賞の仕方、楽しみ方があり、そこに入り込めるかが要だろう。初見では全体的に???だったが、2回目からぐっとはまり、抜け出せなくなってしまった。

お話しは訳分かんないレベルというかメ
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.0

う〜ん、かなり微妙、、、

もともとの原作は長編のうえに、宮崎駿オリジナル作品であるシュナの旅の要素も混ぜているということもあるのか、かなりとっちらかった内容と感じました。そもそもゲド戦記という壮大な
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.2

一癖も二癖もある人たちが、ただただタバコ吸ってコーヒー飲みながら会話するだけの映画。

会話の間や身振り手振り、はたまた目線などでクスっと笑える。

モノクロ映像は音楽含めてとにかく洒脱。