このレビューはネタバレを含みます
全体的におしゃれな雰囲気で、ワンシーズン映画一本分ぐらいの長さなのでサクサク観れる。
序盤から「君、たぶんサイコパスやないやろ」と思っていたら、回が進むごとにジェームズが人間味を増し、庇護欲に駆られる>>続きを読む
個人的にスポーツものにあまり興味がないが、本作は予想通り各キャラクターの背景に焦点が置かれていたので、最後まで楽しく見ることができた。
鈴木亮平主演×新井監督×奥寺脚本の安定感たるや。
序盤から先行>>続きを読む
もはや何周もしすぎて、最初の感想など忘れてしまったが、定期的に再熱し、一回かけてしまうと最後まで駆け抜けずにはいられない、何度見ても感動の鮮度が落ちない稀有なドラマ。
脚本が緻密で、すべてのシーンが>>続きを読む
歳を経ても持ち味の変わらぬ鬼塚先生と過去生徒の同窓会的雰囲気は懐かしかった。しかし、ことストーリーに関していえば、もはや手を広げすぎて、むしろ内容が薄まりすぎてる感が否めない。
少なくとも半クールは描>>続きを読む
母親が好きだったこともあり、アンには幼少期から馴染みがある。世界名作劇場や歴代の実写映画に比べると、本作の映像のトーンは些か低いが、全体を通すと不思議と暗さはなく、個人的にはむしろ一番ファンタジックさ>>続きを読む
初回から海外ドラマ的な規模のデカさはありつつも、同時にツッコミどころ(特に公安関係)も多く、話が進むにつれて真面目なのかネタなのか判別のつかないシーンが数多見受けられ、次第に集中力が削がれてしまった。>>続きを読む
他シリーズは見ているのに、2は中盤で切り上げていたな、と視聴してみたが、途中で全部目を通していたことに気づく。映画やドラマの記憶が飛ぶのは稀なのだが、ながら見だったのか何なのか……それでも他と比べ、ケ>>続きを読む
小学生の頃は、夕方の再放送で何度も流れていたなあ……、と懐かしくなって視聴。
今見ると、昔以上に「少女漫画してんなあ」という感想しか浮かんでこなかったが、「あぁ、これこんな話だっけ」と断片的な記憶が一>>続きを読む
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前作とは打って変わって、ハルマゲドンの阻止など聖書における予言を軸にした話ではなかったため、どちらかというとオムニバス的な雰囲気を感じた。
その代わり、過去回想が多く、あの逸話の裏側ではこんなことが─>>続きを読む
おそらく作風は苦手だろうな、と覚悟はしていたが、井浦さんが見たくて覗いてみたら案の定だった……
『unknown』のときも思ったが、肝心の主役に共感どころか嫌悪感を抱いてしまうほどなので、根本的に考>>続きを読む
長く見よう見よう、と思ってはいたがタイミングが合わず、数年の時が流れた今月。『ジェシカ・ジョーンズ』にて再熱した『ドクター・フー』10代目ドクターことデイヴィッド・テナントがクロウリーを演じていると気>>続きを読む
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1話平均40分前後、全6話構成なので、ドラマとしては軽い方だろう、と見始めたのだが、一話一話内容が複雑で、テーマがとんでもなく重く、うまく消化できずにかえって時間がかかってしまった。
スクラル人とい>>続きを読む
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ノーウェイホームから『デアデビル』がずっと気になっていてようやく手を出したものの、予想以上の重グロさに一旦断念。『ディフェンダーズ』の中で、もうひとつ気になっていたこちらの作品の予告を見たところ、かつ>>続きを読む
朝ドラにも似て、ただ淡々と日常を追っているだけなのに、不思議と引き込まれてしまうドラマ。
なかなか人に話し難い傷を持ち寄って、分け合って、一歩一歩進んでいく様をずっと傍で応援したい気持ちになった。>>続きを読む
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シリアス系のドラマWの王道、といった感じ。予告編の雰囲気から覚悟はしていたが、ヒリヒリした緊張感が終始続いていくストーリーなので、いつの間にか暗い海の底に潜水していくような気持ちになり、途中で集中力が>>続きを読む
一話視聴中『サマータイムマシン・ブルース』や『四畳半神話大系』のようなノリだなあ、と思って観ていれば、脚本に上田誠さんのお名前を見つけて納得。
カケルの一歩間違えばアウトなキャラや荒唐無稽なコントに>>続きを読む
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今シリーズも安定の癒し&夕飯の参考になる。恋愛の形をテーマに据えてはいるものの、淡々と温かく人としての大切を描いているから「ずっと幸せでいてくれ」と各登場人物を微笑ましく応援できる。その感覚が心地よく>>続きを読む
バカリさんでクライム系コメディの脚本というと『殺意の道程』が思い浮かぶ。個人的にそちらがあまり刺さらなかったので、今回もそんな感じかなあ、とゆる〜い気持ちで見ていたら、気づけば爆笑してのめり込んでいた>>続きを読む
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クセの強いキャラクターを一人の人間としておかしみのある魅力的な人物に仕上げる坂本脚本が好きだ。
特に今回は目に見える異質さを強烈な個性として描きながらも、浮き彫りになるのは誰しもが理解できる、しかし彼>>続きを読む
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池井戸さん原作なので、てっきり企業系のお話になるものだとばかり思っていたら、予想外の方向に転んでいって目が点。序盤から感じる不穏さを崩すことなく進んでいき、後半になるにつれてシリアスとコメディの温度差>>続きを読む
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ワンピース原作を激推ししてきた友人が「ドラマもよかった。語りたいから見てくれ」と勧めてくれたので、彼女の感性で面白いなら自分も気にいるだろう、と視聴。思いの外、実写として成功していて感動した。
原作>>続きを読む
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シーズン1に続き、知能戦、肉弾戦、精神攻撃とバラエティに富んだゲームが繰り広げられ、アクションはもちろん、合間に挿入される各キャラクターの過去シーンの走馬灯を含めて、今回も楽しむことができた。
基本>>続きを読む
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朝ドラのような雰囲気と役者陣の妙で、中盤まではとても楽しく見ていた。その作風から個人的にイメージする宮沢賢治像からはだいぶかけ離れていたが、朴訥で朗らかな人物像は鈴木亮平さんにはハマっていたし、途中か>>続きを読む
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父と息子の素直になりきれない日常のやりとりも一生さんと橋爪さんが演じると面白いなあ、とのんびり見ていたら、途中でガラリと話の転換があって唸る。
意識の投影と幽霊を別物として描くとは……
全体的にコメ>>続きを読む
ゆるいコメディが始まったなあ、と楽しんで見ていたら毎週予想の斜め上を行く展開で爆笑。昔『世にも奇妙な物語』で描かれた短編を膨らませたのかな? と思うが、バカリさん原作のドラマの中で一番好きになった。>>続きを読む
往年のドラマの令和版をどうしても作りたかったのかな? というのが全体的な印象。設定が設定なので、とりあえずリアリティは脇に置いてもツッコミどころは満載だが、そこに目を瞑るなら銃撃戦やカーアクションなど>>続きを読む
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今期ドラマが始まったときは全くノーマークだったくせに、YouTubeにたまたま上がってきた完コピ漫才を見て感動し、結果まさかの一気見をしてしまった。
シナリオの切り替えが秀逸で、本気でもがいている人>>続きを読む
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社会現象になっていた当時、自分はまだ幼稚園児にも満たなくて、でも何度も再放送されていたことから、理解はできないながらも強い熱量を感じたことは覚えている。
幼い子供には他人の恋愛事情など毛ほども興味がな>>続きを読む
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小学生も低学年の頃初めて見て、細かい内容は一切わからないながらも、衝撃のラストに戦慄したことをよく覚えている。それから、好きなミステリードラマを語るときに、この作品を上げることも多かったが、よくよく考>>続きを読む
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吸血鬼を題材にする、と聞き及び、日本ドラマでそれは少しきついのでは……、と身構えていた。第一話で「あぁ、これは暗にマイノリティを表しているのか」と予想外にも号泣し、コメディとサスペンスの温度差は激しい>>続きを読む
元々オリジナルのドラマが好きで、日本版が作られると聞き、恐る恐るキャスト陣を見た瞬間、歓喜したことを覚えている。そんなの面白いに決まっている。
シーズン1も見ているが、初回放送時に追っていたはずなの>>続きを読む
あらすじは重いはずなのに、永遠とゆるい会話劇が繰り広げられ、基本的には殺人計画を題材としたコントを見ているよう。
最終話直前で「ん? ちょっとこの話の流れは……」と、思って見ていたら、急激にシリアス>>続きを読む
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1話から話の展開が読めず、やっと世界観を掴み始めたところでB薬の治験が始まってからは何が何やら。コメディの描き方や時折挿入されるグロテスクな描写が受け付けず、途中で断念しようかと心が折れかけたが、9話>>続きを読む
どんなドラマだろう、と覗いてみた一話が予想外におもろしくて最後まで視聴。
画の撮り方が『魔法のリノベ』にそっくりだなあ、と思っていたら、演出の方が同じで納得。
コミカルさとメッセージ性が程よくて、何>>続きを読む
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オムニバス作品だから、気になった作品から観れるのがありがたい。雰囲気としては、豪華海外版『世にも奇妙な物語』といった風はあるが、薄気味の悪い展開がなく、後味が悪くなりすぎない点もいい。
“待つ男”の>>続きを読む
『レ・ミゼラブル』の現代日本版??? と、放送時に驚いたことを覚えている。気になっていたもののリアタイできず、ようやく見る機会を得た。情報をあまり入れていなかったので、好きな演者さんたちが出るわ出るわ>>続きを読む