レインウォッチャーさんのアニメレビュー・感想・評価 - 3ページ目

レインウォッチャー

レインウォッチャー

吸血鬼すぐ死ぬ(2021年製作のアニメ)

3.0

ああこれはまさに、
「『豆まきの節分』の時に年齢の数だけ豆を食おうとして大して好きでもねぇ豆をフト気づいてみたら一袋食ってたっつー」やつじゃあないか(©︎虹村億泰)
人畜無害なやさしい笑いがテンポよく
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IDOLY PRIDE(2021年製作のアニメ)

-

途中離脱(4話)。アイマス×スピリチュアルのお湯割り。

作中で伝説的アイドルとされるキャラクター、長瀬麻奈の声を神田沙也加さんが演じている。キーとなる曲『First Step』は春風に少しのジャズが
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波よ聞いてくれ(2020年製作のアニメ)

4.0

かつて、ミュージシャン・詩人のトム・ウェイツは「俺の得意楽器はボキャブラリーさ」と嘯いたという。

深夜のラジオパーソナリティもまた、語彙を手なずける詩人である。観客のいないブルースマンであり、独り相
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ミッドナイト・ゴスペル(2020年製作のアニメ)

4.5

カルチャーと哲学のオーバードーズ。

『ねこぢる』を大蔵経とヨガマットとアシュ・ラ・テンペルのCDと一緒に『四畳半神話大系』の世界に放り込んだような体験。

青年クランシーが毎回さまざまな惑星を訪れ、
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メイドインアビス(2017年製作のアニメ)

4.0

ある少女が、生き別れになった母と自らのルーツに出会うため、運命的に出会った少年と共に未知の世界の果てを目指す…

これだけ聞けば「それって何の世界名作劇場?」なはずが、4・5話くらいから雲行きが怪しく
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2

ダンベル何キロ持てる?(2019年製作のアニメ)

4.0

ファイルーズあいが、グリーンドルフィンストリート刑務所に収監される前の物語。(語弊)

お正月で弛んだ心身を起こしたい時期に見返すにはこれ以上ない作品。
テーマは筋トレということで、系譜的にはゆるキャ
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逆転世界ノ電池少女(2021年製作のアニメ)

3.5

ファイルーズあいと鈴木愛奈のWヘッダーという、「これってぼくがプロデューサーだったっけ」案件。EDの名曲Reverse-Rebirthだけでも覚えてやってください。

空想が現実と戦うエネルギーになる
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プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~(2021年製作のアニメ)

3.0

ラブライブやウマ娘的フォーマット(アイドル、スポ根、聖地、メディアミックス)とアイスホッケーの悪魔合体。

そもそも美少女アニメとアイスホッケーの相性は良くないだろう。マスクで顔が隠れるし、ユニフォー
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4

古見さんは、コミュ症です。(2021年製作のアニメ)

2.5

第一話とOPの作画、演出が美しすぎる。滲む視界、爆裂する期待度。

…だったのだけれど、はっきり出オチと言ってしまいたい。

会話がほぼ成立しないにも関わらず、その容姿のあまりの美しさに、というかほぼ
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海賊王女(2021年製作のアニメ)

-

途中脱落(6話)。ロン毛渋滞。

このあと終盤に超展開が、との噂もきくけれどわたしの集中力が先に難破してしまった…。梶浦由記さんの霊圧を期待ほど感じられなかったのも残念だった。※OPはかっこいい

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見える子ちゃん(2021年製作のアニメ)

3.0

打倒するのではなく無視し続ける戦い、という新しさ。さすがにそれだけだと間がもたないかな…というあたりにドラマ性が高めのエピソードを差し込んだりしてリズムを作る努力がうかがえる。
とはいえ後半からスタミ
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からかい上手の高木さん2(2019年製作のアニメ)

5.0

苛烈さを増す高木さんの猛攻に、いよいよ西片の(ぼくの)ライフはゼロよ!

基本的には一期の延長ながら、二年生になったことに加え教室外のシーンが増えたりもして、少しずつ、本当に少しずつ詰められる距離。も
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からかい上手の高木さん(2018年製作のアニメ)

4.5

隣の席。軽く手を伸ばすだけで届くはずなのに、海の向こうにも思えた距離。高木さんはひょいひょいと飛び越えて、いとも容易くハートを攫っていく。そう、女の子はいつも男の子よりちょっと先を行ってるんだよなあ。>>続きを読む

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ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(2021年製作のアニメ)

3.5

熱心なジョジョラーにとって、ジョジョアニメはいわば「確認作業」に近い。
絵は再現度高いけれども紙芝居的で、アニメならではの飛躍は少ないのかなと思う(ただしOPは最高)。それは6部でも変わっていなくて、
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かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜(2020年製作のアニメ)

4.5

ラブコメという無限回廊における2期。
当然マンネリを避けるための手立てが必要になるのだけれど、そのあの手この手が控えめに言って最高レベルで極まっている。

ギャグの手数とアニメならでは表現の多彩さの掛
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ACCA13区監察課(2017年製作のアニメ)

4.0

スタイリッシュ・公務員・スローサスペンス。すべてが丁寧。そして定期的なスイーツ系飯テロがひどい。
きれいな善逸が主役、悠木碧妹は天使、美人本部長の田中敦子も良い。あんな上司がいれば、もうすこしは仕事に
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ブルーピリオド(2021年製作のアニメ)

-

途中脱落。美術テーマなのに作画がざんねんとはこれいかに。
ただユカちゃんの魅力度はミラクル、漫画読みます。

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推しが武道館いってくれたら死ぬ(2020年製作のアニメ)

5.0

アイドルとファンの理想的な形。
まず「生態系観察コメディ」として超優秀。わたしは幸か不幸かドルオタ業界にのめりこんだ経験はないのだけれど、それでも「ああこれはきっと”あるある”なんだろうなあ」と解らせ
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ラブライブ!スーパースター!!(2021年製作のアニメ)

3.5

ラブライブアニメの本腰はキャラデザ・声優育成・そして楽曲とライブシーンで各プロダクトへの購入導線を作ること、お話と演出は三の次。
という伝統をしっかり守っている。

それでも今回4話くらいまでは珍しく
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GREAT PRETENDER(2020年製作のアニメ)

4.0

ストーリーはまさにコンフィデンスマンJPをアニメに移植しましたという感じ。アニメになった分こちらのリアリティ期待ラインも自然と下がって、より純粋に楽しめた気がする。
ただカタルシスポイントとなるはずの
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Sonny Boy(2021年製作のアニメ)

3.5

すでにほうぼうで書かれていることだけれど、第一話があまりに良すぎた。単体で映画にしても良いくらいの、描かれない部分にまで広がる思考。そこから先は結局ひねくったセカイ系みたいになってしまったようで、あま>>続きを読む

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小林さんちのメイドラゴンS(2021年製作のアニメ)

3.0

毒にも薬にもならぬやさしーい世界のまるーい日常の連鎖のなか、油断してたら変態クオリティ作画がぶっこまれて泣きそうになる、まるでエモの通り魔のようなアニメ。

ヒロインがそろって奇乳か幼女か、というのが
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3

オッドタクシー(2021年製作のアニメ)

3.5

うまい。どれもこれもとても高い次元で成立している。…のはよくわかるのだけれど、これをおもしろいとは言いたくない。いや、言ってやるもんか、という気持ち。ひねくれ満載承知で言うなら、これは「モテるアニメ」>>続きを読む

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ホワット・イフ...?(2021年製作のアニメ)

4.0

MCUのなによりの魅力って、はじめどんな荒唐無稽なまんが映画に見えても最終的に必ず「俺の話やないか!」てなるところだと思っていて、それはアニメになっても変わらなかった。
まさかこいつにリンクするのだと
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かげきしょうじょ!!(2021年製作のアニメ)

4.5

「持たざる者」への優しい眼差しと励ましが行き届いている。何はなくとも第五幕「選ばれし乙女」。でろでろに泣き散らかし崩れた。
欠点は二期が今すぐ見れないことくらいでは?シナリオと演出力の鬼。ラブライブの
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少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2018年製作のアニメ)

3.5

ロンド×3で欠けていたピースが埋まるのか…と思ったらそんなこともなかった。クロちゃんの出番をもっとおくれ。

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スター・ウォーズ:ビジョンズ(2021年製作のアニメ)

3.5

1、3、4、8話がすき。
TRIGGERのアホなスターウォーズが観れてよかった。

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