公開時見逃してしまった本作をWOWOWで。
冒頭 富豪の豪邸での結婚パーティー。次々と貰う御祝儀を金庫にしまう新婦の母。暴徒が邸宅の塀を乗り越えて乱入してくる。そこから始まる恐ろしい展開。状況が変わる>>続きを読む
1789年フランス革命前夜のお話。ジャケ写を見て重めな時代劇だと思ったら軽妙で楽しい活劇でした。
アラン・ドロンこの時27~8歳、う、美しい…✨
自分も貴族なのに貴族の金品を強奪する『黒いチューリップ>>続きを読む
大手シネコンでこれをやってるというのはあっぱれ…このシネコンはかなりの頻度で行ってるのだが予告編を一度も見なかった。ひっそりと公開されている模様、面白いのに。
2555年から2022年へ。時空を超えて>>続きを読む
あらすじを読んでから見に行ったにもかかわらずそして時系列が前後する時には西暦表示をしてくれるにもかかわらず、分かりにくかった。
ラストに向かって色々と収束していき点と点が次第に繋がってはいく。そして驚>>続きを読む
『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督2009年作品。これに比べたら『哀れなるものたち』はかなり大人しめ。
プール付きの広くて素敵なお家に住んでる割にはそこまでやり手には見えない見た目は超地>>続きを読む
『ビリティス』に続いてデヴィッド・ハミルトン監督作品2本目。Filmarksでは″妖しき従姉妹テンダー・カズン″というサブタイトルが付いているけど従姉妹は全然妖しくない。
1939年 都会の寄宿学校に>>続きを読む
久しぶりに映画館でイタリア語の映画を見た。
観客10名ほど。これは残念だけど【唯一神】を持たない日本人が見てもピンとこないかも。
ローマ・カトリック教会のユダヤ教(徒)への迫害の話。ユダヤ教の洗礼を受>>続きを読む
2022年に見た江口のりこ・前田敦子主演の同名ミュージカルの元映画ゆえ見たかった作品。
1948年作品。終戦直後の大阪・西成が舞台。
夫が戦死し子供を病気で亡くした房子(田中絹代)は生きるためにある>>続きを読む
マリリン・モンローの当時の映像を残された自筆のメモと共に映し出すドキュメンタリー。
グレン・クローズ、ユマ・サーマン、マリサ・トメイ、果ては黒人のヴィオラ・デイヴィスがマリリン役として代わる代わる独>>続きを読む
『ヴァージン・スーサイズ』『マリー・アントワネット』の系譜を継ぐソフィア・コッポラ監督の女の子映画。14歳のプリシラが大スターエルヴィス・プレスリーと出会い恋に落ち結婚出産し別れるまでの話で特にオチも>>続きを読む
陰陽師と安倍晴明について知らなくても楽しめる、と聞いて見に行ったのだが出てくる人たちの位や関係が今ひとつ分からなかった。ひとえに私の無知ゆえ。晴明が狐の子というのを鵜呑みにしていて狐が化けているのがバ>>続きを読む
本作を『ケンとカズ』(2015)を短く編集したものだと思っていたら短編版は『ケンとカズ』の4年前に作られた別物でした。ケン役の俳優も違う人。短いのであれこれ詰め込まずケンとカズに焦点を絞った作りになっ>>続きを読む
8年の時を経て小路絋史監督がアップデートして戻ってきた。
ある時は南米の麻薬組織(サボテンでも出てきそう)、ある時はチャイニーズ・マフィア、そして全編 韓国ノワールを彷彿とさせる。日本にこんなところあ>>続きを読む
タイトルだけ知っていた小路絋史監督の『ケンとカズ』。何やらすごいらしいと聞いて長らくClip!していたのをこの度 監督の8年振りの新作が公開される機会にやっと見た。妙に惹かれるチンピラをやらせたらこの>>続きを読む
韓流エンタメ・ノワール。面白かったー。
潜りで賭け格闘技をやってる貧しい母子家庭のマルコが父に会いに韓国に行き財産争いに巻き込まれるという話。
謎の男″貴公子″が色白の優男で、男なのに松嶋菜々子に似>>続きを読む
これを見る前日に『愛と激しさをもって』でガッツリ肉食のジュリエット・ビノシュを見たせいでナヨンとヘソンのモジモジしてるような1歩踏み出せない純情さが際立って見えてしまった。けどナヨンも実は隠れ肉食。欲>>続きを読む
地元ミニシアターで2作品だけではあるがクレール・ドゥニ特集をやっていて、そのうちの1作品 本作を配信で見つけたので何となく見た。監督はジュリエット・ビノシュがお気に入りみたい。
ビノシュ演じるサラ、長>>続きを読む
プロレスに関しては全くの無知でフォン・エリック一家や必殺技だという″アイアンクロー″も知らなかったけれど、これは秀逸な人間ドラマであり家族の絆の功罪を描いた悲しき物語である。
稀代のレスラー フリッツ>>続きを読む
原作を読んだとき本の帯に″映画化決定″と記されていて原作は僭越ながらそんなに面白くなくて「けど映画だったら面白いかも」と思ったけどやっぱり面白くなかった。川村元気氏はプロデューサーとしては素晴らしいと>>続きを読む
とてもいい映画でした。実際の若松孝二監督がどんな感じだったのかを知らないのだが井浦新は多分監督に似せてきているのでしょう、デフォルメはあるとしても。人間の可笑しくてやがて哀しき欲望や矮小な自意識を全肯>>続きを読む
公開当時見に行くか迷っているうちに終わってしまった作品を配信で。
表立ったあらすじは知っていたけどここまで醜悪な内容だとは…一言で言えば姉と妹の確執ストーリー。姉の妹に対する憎しみがすごい。けど妹の方>>続きを読む
″パリブレスト″が大好き。それでフライヤーを手にした時から絶対見に行こうと思っていました。
いざ映画館へ。
けど・・あれ?パリブレスト全然出てこないじゃん? 作中 美食家らしきおじさまがレストランで出>>続きを読む
ナン・ゴールディンという人を知らなかった。1953年生まれ、主にLGBTサブカルチャーのムーブメントを切り取った写真家である彼女が米国のオピオイド危機を引き起こした製薬会社と創業者一族に真っ向から戦い>>続きを読む
「早まった・・・」この一語に尽きる結末😨後味が悪いと評されるこのラストは観客を喜ばせるためのオマケ的なオチであって(喜ばない人もいるせいで物議を醸してるのだが)そこに至る展開が主軸だと思う。わたし的に>>続きを読む
タイムリープものはちょっと苦手だったけどこれ面白い!
恋人を殺されて犯人に復讐するのが若葉竜也、復讐されるのが伊勢谷友介、真逆なふたりが殺し殺されするのがバディものにすら見えてくる。
この映画で復帰し>>続きを読む
監督デヴィッド・ハミルトンは一世を風靡した写真家。彼には少女への性嗜好があったと言われている。女性が丸みを帯びてくる前のあくまでもスレンダーな体躯、長い手足、薄い唇。ハミルトン監督の″好み″が分かりす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『コール・ジェーン』とは1960~70年代のアメリカ・シカゴで望まない妊娠をした女性たちの中絶を支援する組織。
弁護士の夫を持つ裕福な専業主婦ジョイは第2子を妊娠、けれど彼女には心臓の病気があり、妊娠>>続きを読む
レア・セドゥを愛でる映画。
母を亡くしたばかりの十代の少女プリューデンスは自分の中にぽっかりと空いてしまった穴を埋めるためライダーたちとつるみパーティーに興じ男を誘う。そんな行いに反してプリューデンス>>続きを読む
知り合いに誘われて遅ればせながら見てきました。終戦直後のお話というのには関心があったのだが怪獣?系は門外漢で″見る″という選択肢がなかった。はるか昔のゴジラは何となく知っていて「ゴジラ🦖小顔になったな>>続きを読む
フライヤーの【半地下はまだマシ】には偽りあり。ここに出てくるビニールハウスは日本の農家のペラペラな温室とは別物で、SNSなどで垣間見るモノで溢れ床は各種コードでグチャグチャなアパートより遥かに広くてき>>続きを読む
【映画監督 若松孝二】特集の1本
なんとまあえげつない昭和という時代。
自動改札のない時代、地下鉄の切符切りの内田裕也が 冴えない自分・出口のない現状に鬱屈した思いを抱え次々と女性の家に侵入しレイプす>>続きを読む
太宰治をモデルにした歌人 苑田岳葉の破滅的な生涯を描いた神代辰巳監督1983年作品。時代設定は大正の関東大震災前後。若き日の萩原健一を見たくて視聴。昔の映画にありがちだが何言ってるか分からない部分多し>>続きを読む
冒頭の映像やタイトルの出方が1960~70年代の日本映画に擬した雰囲気で、古い映画も好きな私はワクワクした。狙ってやってると思う。それと岡田将生君のさらに研ぎ澄まされた完璧最強な美貌…この人とトイメン>>続きを読む
『ニキータ』『レオン』にあまり思い入れがなく本作監督がリュック・ベッソンだということを忘れて見に行った。
前宣伝はミスリード。彼はダークヒーローではなく不幸で孤独で善良な人間だった。犬があまりにも完璧>>続きを読む
″マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)2024″から
母は麻薬中毒者、父は誰とも分からないという境遇に生まれた姉妹のドキュメンタリー。
北極海を航行する船の船長である姉が妹の出産によ>>続きを読む
″マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)2024″ から
ムム…これはおしゃれ映画なのかな?あんましピンと来なかった┏○ペコリ
中国産の『無煙炭』を手に入れようとして謎の組織″緑>>続きを読む